映画「イップ・マン継承」は原題「葉問3」というタイトル通り、イップ・マンの第3作目になります。
イップ・マンは実在した人物で「詠春拳」の正統継承者であり、ブルース・リーの師匠としても知られています。
- 1作目は「イップ・マン序章」
- 2作目は「イップ・マン葉問」
第3作でもブルース・リーが訪ねて来るシーンがあります。
タイトルで「イップ・マン継承」だったらまさか第3作とは思わないかもしれませんよね。
もしかしたら映画のレビューを見て高評価だったのでこの第3作から見る人もいるかもしれません。
しかし、結果としては3作目からでもなんの違和感もなく見ることができる映画ですのでご安心ください。
この映画を見た人はイップ・マンの妻役が誰だったのか!?
恐らく気になると思いましたので女優さんから紹介します。
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イップ・マン継承の妻役はモデル出身のリン・ホン
イップ・マンの妻役の女優さんが誰なのか?
気になった方は多かったのではないでしょうか?
というのも病に侵されている淋しげな表情や、イップ・マンの妻であるからこそ、”凛”とした佇まいを表情で演じきる女優さんはなかなかいないと思います。
この女優さんの名前はリン・ホン(熊 黛林)さんと言います。
台湾ではモデル出身なので当然のスタイルの良さが注目を浴びましたが、イップ・マンで演技力も評価されているようです。
美人で演技派で顔も似ている点では「中山美穂」さんが近いかな。
と思いましたが、是非本編を見て下さい。
ライター私の個人的な意見になってしまいますが、イップ・マン役のドニー・イェンさんはサッカーの長谷部誠選手。
イップ・マンの妻役のリン・ホンさんは木南 晴夏さんだと思って観ていました。
似ていますよね!?
これから観ようかどうか迷っているあなたのために簡単にネタバレを含むあらすじを紹介しますね。
イップ・マン継承のネタバレあらすじ
イップ・マンは妻と息子と3人で幸せに暮らしています。
ある日、息子は同級生と喧嘩してしまいます。
イップ・マンは息子と友達を自宅に招き仲直りのために一緒に食事をします。
そこに迎えに来たのが詠春拳の同門であるお父さん。
お父さんは車夫(日本で言う人力車の人)で生計をたてていますが、到底それだけでは成り立たないので
闇の賭け試合で生計をたてています。
ここでは連戦連勝。
車夫は自分の道場を開くことを夢見てついにお金を手に入れるために賭け試合では金額が全然足りません。
なので、悪者に手を貸します。
悪者の元締め的な存在は西洋人であるマイク・タイソン。
車夫とイップ・マンは詠春拳の正当な継承者は誰かお互いの勝負で決めようとしますが。。。
イップ・マンにとってその日はもっと大事な事がある日です。
結局、その日には登場せず...
結果的には極秘に、しかもお互いの息子が見ている場で両者が対決するのですが...
アクション以外での家族のストーリーにグッとくるものがありました。
是非、本編を見てほしい。
イップ・マン継承のネタバレ評価と感想
イップ・マン継承の評価は星4.2をつけました。
ブルース・リーやジャッキー・チェンのアクションムービーかと思って観ていたのですが、夫婦・家族の愛を描きたかった映画だと思いました。
学校の警備に連日励む夫のイップ・マンですが、順風満帆だと思っていたり自分は街のために頑張っている!
という時ほど一番身近な存在の家族を見れてなかったりするものだと感じました。
仕事に集中できている、夢中になれる環境をサポートしてくれているのは妻のおかげ。
イップ・マンの妻が病気のことを切り出そうとする時にイップ・マンはなかなか家庭に帰ってこない。
観ていて辛いシーンでした。
世の仕事を一生懸命しているお父さん。
家族のためを思って一生懸命仕事を遅くまでしているのも分かりますが、家族の時間は大事に!
全体的には本当に時間を忘れるくらいにストーリー展開も良く、時折アクションシーンもあり、アクションムービーを期待していた人にも満足いただける映画に仕上がっていると思いました。
そして、格闘技好きならマイク・タイソンとイップ・マンの格闘シーンは迫力モノです!
現役を退いて数年経っているタイソンですが、フットワークや前に出てくる圧はさすが元ヘビー級チャンピオンです。
ただ、マイナス点としてはマイク・タイソンは悪役の予定なんですよ。
なのに途中で役柄とはいえ、やられるのを嫌がったのでしょうか?
戦いの場所に妻子がいるのですが、それを理由!?
に3分のラウンドが終了するゴングが鳴ると拳を交える奴同士分かり合える!みたいな変な展開になって...
悪役設定はどこいった!?という拍子抜けだったので減点しました。
Amazonから見れるので是非、気になった方はチェックしてください。