浜辺美波、神木隆之介、中村倫也が主演のミステリー小説を実写化した映画「屍人荘しじんそうの殺人」

観た人の感想を知って共感したい(ネタバレあり)
観たい人の感想を知って観るかどうか判断したい(ネタバレ無し)
観た人だから分かる気になる続編や未解決の箇所

映画『屍人荘(しじんそう)の殺人』感想(ネタバレ無し)

女優浜辺美波の魅力を感じた

映画『屍人荘(しじんそう)の殺人』を観たネタバレ無しの感想としては、浜辺美波さんが可愛かった!が一番です。
美しい顔100人にノミネートされたことも納得です。

正直、「君の膵臓をたべたい」でヒロインの実写化をするビジュアル優先のアイドル出身だと思っていました。(すみません)
しかし、調べてみると元子役で芸歴はなかなか。

なんと言っても演技に幅があり”ビジュアル”で売り出しているなら絶対にやらないだろう”変顔”や”コミカルな動き”。

それでいて透明感のある雰囲気は女優というのにふさわしいと感じました。

実写化に成功した映画

思い切ってビジュアル化したことがミステリー小説を読まなかった層にもアプローチすることに成功したのではないかと感じました。

ミステリー小説を敬遠しがちな若い層の獲得に繋がるキャスティング。
屍人荘の殺人では使用されたトリックを実際に実証するシーンがあります。
なかなか小説ではイメージしきれないという人でも、ビジュアルで見ることによってトリックに興味が出て来る人もいるのではないでしょうか?

実写化された映画を観た後に小説を手に取ることは良くあることです。
想像が明確にできるので、読むのがますます楽しくなるかもしれません。

実写化映画では、原作の雰囲気を壊した。という場合に原作ファンから批評が集まりますが、屍人荘の殺人に至っては監督と脚本化、演者などが小説では描ききれない部分を表現していることで面白さが増したと感じました。

映画『屍人荘(しじんそう)の殺人』ネタバレあり感想

※ここからは映画「屍人荘の殺人」のネタバレありの感想となります。

中村倫也さんが意外すぎた!

映画「屍人荘の殺人」予告動画を観た私はてっきり、浜辺美波さん演じる剣崎比留子と中村倫也さん&神木隆之介さんのホームズワトソンコンビの推理対決だと思っていました。

そしたらまさかの冒頭で中村倫也さんが脱落するなんて...

上映時間の半分も登場しないのにまるで3人が主役という演出はどうかと感じました。

グロ注意!まさかのゾンビ展開

原作を読んでいる人なら心構えが出来ていますが、恋人とデートで観に来た人からはまさかのゾンビ展開。
殺人犯を推理していきながら、ゾンビとも格闘するという展開に。

この展開は...「カメラを止めるな!」かと感じました。
さすがにゾンビを倒すシーンのグロ描写は抑えていますが、心の準備が出来ていない人にとっては低評価に繋がってしまうのかもしれません。

ラストのゾンビで登場した中村倫也が言った内容って?

ハッピーエンドで明智恭介(中村倫也)が登場し無事だったのか!
と思いきや、ゾンビのまま登場。

これにはツッコミどころ満載でした。
救助隊が見逃すはずがありませんし、とどめを刺すのが比留子。

譲にゾンビになっても何か伝えたそうな恭介の一言が分かりませんでした。
きっと「ワトソン」と言ったのでしょうか。

プロレスラー永田裕志さん登場で「ゼア」披露

プロレスファンの間では知らない人がいない大人気プロレスラー永田裕志さんが出演しているのにはビックリしました!
冒頭で登場し、まさかのゼアを披露!

しかもゾンビになっても登場するし...永田さんどうした??
プロレスファンにとってはラッキーな演出ですが、客層が違う気がしてなりませんでした。

ゾンビウイルスを撒いたのは誰?

映画の中で明らかに未回収で謎が残る”ゾンビウイルスを撒いたのは誰?”という問題。

さすがに尺が限られた映画の中で丁寧に説明していくのは難しく、小説じゃないと伝えられない点だというのは分かります。
ただ、それじゃあミステリーとして未解決なんですよね...

全ての伏線を回収するから高評価に繋がるのであって、謎が残るのは残念でした。

「屍人荘の殺人」映画も続編に期待

屍人荘の殺人が映画化された年、2月20日(水)に小説の続編『魔眼の匣(まがんのはこ)の殺人』が発売されました。

興行の結果によっては映画化でも続編が期待できるのでは無いでしょうか。

東野圭吾さんの小説みたいに発表する作品が次々と映画化。という可能性も含まれると感じました。