『ショーン・オブ・ザ・デッド』、『ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う!』でもタッグを組み、強烈なブリティッシュコメディを世に送り出してきた、エドガー・ライト監督、サイモン・ペグ、そしてニック・フロストの3人組
そんな彼らが作り出した『ホット・ファズ-俺たちスーパーポリスメン!-』は、コメディとサスペンスそして映画ネタがミックスされた、
笑いとスリル満載の作品に仕上がっています。

超エリート警察官を演じるサイモン・ペグと、彼に熱烈に憧れる相棒役のニック・フロストのコンビが最高に面白いのですが、007シリーズでジェームズ・ボンドを演じたティモシー・ダルトンや、オスカー女優のオリビア・コールマンをはじめ、名優たちがとんでもないキャラクターを演じていることにも注目です。

ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』作品情報

上映時間
2時間1分
主なキャスト
サイモン・ペグ、ニック・フロスト、ティモシー・ダルトン、ジム・ブロードベント
ジャンル
洋画、コメディ、サスペンス、R15+

予告

ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-あらすじ

大学は首席卒業、警察学校でもトップの成績を収めて首都警察に配属された、超優秀なエリート警察官ニコラス・エンジェル(サイモン・ペグ)。
運動神経も抜群で、検挙率は他の警官の4倍、1年に9回も表彰を受けるスーパー警官の彼は優秀すぎて皆に疎まれ、サンドフォードという
田舎町へ左遷されてしまいます
そこはビレッジ・オブ・ザ・イヤーにも選ばれたことのある美しい街。
ニコラスは着任前夜に飲酒した未成年たちと、飲酒運転しようとしていた男を逮捕します。
しかしその男こそ、所長の息子でニコラスの相棒となるダニー・バッターマン警部補(サイモン・ペグ)でした。

この街では犯罪は起きないと言い、まじめに働こうとしないサンドフォード警察のメンバー。
それでもニコラスは真面目に仕事をこなします。
そんな彼に触発され、ダメ警察官だったダニーは真面目に仕事をするようになります。
ある日大量の銃器の押収をした二人は、パブで成果を祝してビールを飲み交わします。
この日を境に、孤高の男だったニコラスはダニーに心を開き始めるのでした。

そして犯罪とは無縁と言われていたこの街で、立て続けに不審な事件が起こります。
事故に見せかけた殺人事件だと主張するニコラスですが、ダニー以外は
ニコラスの妄言だと言って取り合いません。
近隣監視同盟のスキニー(ティモシー・ダルトン)が怪しいと睨んだニコラスは、一人捜査を進めて仮説を立てます。
そして事故だと言い続ける署員を説き伏せ、スキニー逮捕に向かうのでした。

ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-見どころ3点

1点目:かっこいいサイモン・ペグ

ホットファズでかっこいいサイモン・ペグ今作の最大の見どころは、なんと言ってもかっこいいサイモン・ペグの姿。他の作品ではダメ男を演じることが多い彼が、今作では超エリート警察官を演じています

テキパキと仕事をこなし、引き締まった体と抜群の運動神経で犯人を逮捕し、鋭い洞察力で事件解決の糸口を見つけ出す、スーパーヒーローっぷりを見せるサイモン・ペグ。
力強い光が宿る彼の目からは、ニコラスというキャラクターの真面目さ、気高さを感じさせられます。

サイモン・ペグがダメ男を演じていないことに多少の違和感を感じてしまいますが、彼はニコラスを真面目ゆえにちょっとズレてしまったキャラクターとして表現しています。
彼が演じるからこそ、何でもないシーンも面白くなる。
そんなシーンをたくさん見ることができる『ホット・ファズ』。
とにかくかっこいい、そして面白いサイモン・ペグの姿を堪能して下さい。

 

2点目:謎解きも面白い!サスペンス要素あり

コメディ映画ではあるものの、サスペンスとして見ても十分に楽しむことができるのも、今作の見どころの一つです。
弁護士と愛人が何者がに命を奪われたのをきっかけに、次々と起こる事件。
一体誰が何のために被害者たちを狙ったのか、
ニコラスと一緒に謎解きをしていきます

完璧な町に見えるサンドフォードですが、お互いを監視し合う住民や、不穏な発言を繰り返すスーパーの経営者スキニーから、何か不穏なものを感じ取るニコラス。彼が感じていた違和感は、衝撃の真実へと繋がっていきます。

ブラックユーモアも入り混じり、ハラハラドキドキの展開になっていくストーリー。あなたはニコラスより先に真実に辿り着けるでしょうか?

3点目:ゴールデンコンビの活躍

ホットファズのゴールデンコンビ今作でも抜群の面白さを見せる、サイモン・ペグとニック・フロストのコンビ
真面目を絵に描いたようなエリート警官ニコラスと、マイペースでポリス映画のヒーローに憧れるダニーのちぐはぐコンビのやり取りには、クスリと笑わされます。

そんな二人の関係が少しずつ変化していくのも、今作の重要なポイント。
孤高の存在だったニコラスが、初めて心を開ける存在になる相棒ダニー。
ダニーも今までのだらけた生活を改め、ニコラスのような優秀な警察官を目指し、真面目に仕事に取り組もうとし始めます。
いつしか二人の間には、
固い絆が生み出されるのです。

 笑いだけではなく、熱い相棒(バディ)の絆を見せつけるサイモン・ペグとニック・フロスト。
今作でもこのゴールデンコンビから目が離せません。

ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-感想

ホットファズの感想 いつもはダメ男を演じるサイモン・ペグが、真面目で仕事が出来る警察官を演じていること自体が面白い『ホット・ファズ』。
常に笑いを巻き起こしながら、サイモン・ペグとニック・フロストのコンビが、
ハリウッド映画に負けない”バディ”に成長していく姿は今作の見どころでもあります。
二人のやりとりはもちろん、おかしなキャラクターも入り混じり、ジョークでお腹がいっぱいになってしまいます。

また、コメディだけでなく、サスペンスの要素も持ち合わせている今作では、ハラハラドキドキのシーンも盛りだくさん。
被害者の背後に佇む犯人の姿は、ホラー映画のワンシーンのようです。
そして鋭い洞察力を持つエンジェルがサクサクと推理をしていくシーンでは、犯人にたどり着く
緊張感を感じられる演出になっていて、ついつい見入ってしまいます。

コメディ映画だけどかっこいい。
コメディ映画だけどミステリー部分も面白い。
『ホット・ファズ』は、
笑いとミステリー、両方を楽しめる作品になっています。

ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-総括

ホットファズの総括『ホット・ファズ-俺たちスーパーポリスメン!-』は、エドガー・ライト監督、サイモン・ペグとニック・フロストの 3人組が作り上げた、笑いとミステリーを存分に楽しむことができるポリスコメディです。
3人が組んだ他の作品同様に、
映画愛が感じられるの作品になっていて、ポリス映画大好きなダニーが自分と映画のワンシーンを重ねるシーンなど、随所に映画へのオマージュを見ることができます。

 残虐な事件シーンが何度か登場するので、痛いシーンが苦手な人は注意が必要ですが、サスペンス要素もしっかりしているので、スリリングな展開にドキドキしながら、謎解きに没頭できるのもこの映画の楽しいところ。
豪華キャストが演じるおかしなキャラクターも見逃せません。
驚くような俳優が出演しているので、誰が出てくるかにも注目して下さい。

ポリスアクション、謎解き、怒涛のジョーク…とにかく見どころ満載のコメディ映画になっている今作。部屋を真っ暗にして、スリリングな展開をドキドキしながら楽しんで欲しい作品です。