劇場公開中の作品

今回スポットを当てる映画は『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー

2018年のアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ・ミュージカル映画。

「ABBA」のヒット曲で構成される人気ミュージカルの舞台を映画化した「マンマ・ミーア!」の10年ぶりとなる続編。

映画「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」のあらすじ

今作では、若かりし頃のドナと3人の男性と出会いと別れのシーン

亡きドナの意志を継ぎ、ホテルのオープニングセレモニー準備に奔走するソフィ

二つのストーリーで進んでいきます。

卒業後、世界旅行に一人飛び出す25年前のドナ。

旅先で彼女は3人の男性に出会います。

その中で運命の人となったのは、後に彼女が住むことになる島で出会ったサムでした。

幸せな時間を過ごす二人でしたが、彼に婚約者がいることが分かり、ドナは彼に島から出て行くように告げます。

失意のドナを慰めるためにターニャとロージーがやってきますが、そこでドナは自分が妊娠していることに気がつきます。

島に住むことを決めたドナは、小さな命をおなかの中で大切に育て、ソフィを出産したのでした。

25年後のソフィが主人公のストーリーの方では忙しすぎて、ギスギスとした気持ちになっています。

NYでホテル経営を学ぶスカイとも気持ちがすれ違い、ホテル準備が忙しすぎてドナを偲ぶこともできないと嘆くソフィ。

セレモニー前日に嵐が島を直撃したために、会場はグチャグチャになってしまい、心が折れかかります。

それでもドナが大切にしたこの島で自分の出生を聞き、彼女の大切な人と過ごすことで自分を取り戻していきます。

かつての母と同じように、自分のおなかに新しい命が宿っていることに気づいた彼女はドナの愛情の深さを改めて感じ、母になるのです。

「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」の見どころ

前作同様、この映画の見どころはキャストたちの素晴らしい歌声と表現力ではないでしょうか。

前作でも全キャストが素晴らしい歌声と豊かな表現力でABBAの曲を歌い上げ、『マンマ・ミーア!』はパワフルなミュージカル映画に仕上がりました。

前作に引き続きソフィ役のアマンダ・サイフリッドのしっとりとした美声に聞き惚れることができるのはもちろんですが、若かりし頃のドナを演じたリリー・ジェームスの明るくさわやかな歌声を存分に楽しむことができます。

仲良しのターニャ、ロージーとフレッシュ感たっぷりに歌い上げたり、後にソフィの3人のパパになる男性達との出会いと別れを表情豊かに歌い上げる彼女を見ていると、不思議とメリル・ストリープが演じたドナがリリー・ジェームス演じるドナと重なって見えるのです。

何か新しいことが始まるワクワク感、恋をしているキラキラした気持ちから、失恋して苦しむ気持ち。

さらにはお腹の中に宿る新しい命を愛おしく思う母の表情を見せるなど。

リリー・ジェームスは歌声でドナの心情を細やかに表現しているところが素晴らしいです。

ラストシーンでは男の子を出産したソフィが洗礼のために、前作にも登場した教会へ向かいます。

そこにドナの霊が現れ、優しい表情でソフィとデュエットをします。

このシーンがとても美しく、聞いていて思わず涙が溢れてしまいました。

キャストの演技に素晴らしい歌が加わることで、より一層深みのあるストーリーになっているところが

マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』の魅力です。

「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」の感想

25年前の人物を演じているキャストが素晴らしく、見ていて非常に楽しい映画でした。

それぞれのキャラクターですが、外見が何となく似ているのはもちろんのこと、話し方や仕草が25年後のキャストとそっくりなのです。

前作が強烈で個性的なキャラクターとして登場したドナ、ターニャ、ロージーと3人のパパたち。

観客はどうしてもこの前作のキャラクターの印象が強く残っていると思うのですが、『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』の25年前の各キャラクターを見ていると、「昔からこんなかんじだったんだねぇ。」

とすんなりと受け入れることができてしまいました。

またドナとソフィの親子関係の描かれ方に、何度も泣かされる映画でもありました。

前作でも娘を想う母親の表情を見せたドナですが、25年前のドナの出産シーンでは、家族も友人もいない中、一人でおなかの中の小さな命を育んできた彼女の気持ちを想像して、グッとくるものがありました。

ドナ亡き後、ホテルを再建させようと必死になっていたソフィですが、父サムとドナの想い出を共有するうちに母親の愛情の深さを再認識させられるのです。

親子でデュエットをするラストシーンは、前作と同じ場所ではあるものの、あの時のワクワク感とは違う、穏やかな気持ちにさせられました。

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