※この記事にはネタバレが含まれていますので、映画「イエスタデイ」を観ていない人は、鑑賞後読んで頂くことを推奨します。
昨日まで、世界中の誰もが知っていたビートルズをミュージシャンの自分以外誰も知らなかったら。という「なろう系」とも言える映画『イエスタデイ』にまさかの78歳になったジョン・レノンが登場しました!
あまりに雰囲気が似ていたため、ジョン・レノンが残念ながら亡くなっている事を知らない世代の人たちは本物!?
今何やっているの?
という疑問が出てくるくらいにそっくり!
いったいあの役者さんは誰なのか?ご紹介します。
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映画『イエスタデイ』のジョンレノン役はロバート・カーライル氏
映画イエスタデイでは主人公のジャック以外にもビートルズを知っている2人がジャックにある紙切れを渡します。
そこに書かれた場所にジャックが訪ねていくと...
まさかの78歳になっているジョン・レノンと出会えることになります。
船乗りとして世界中を旅していたというジョン・レノン。
登場した時の雰囲気があまりにも似ていたため、ありえないはずの本人では?と思いました。
この役者はロバート・カーライル氏。
英国アカデミー賞の主演男優賞を受賞している役者でもあり、007 ワールド・イズ・ノット・イナフのレナード役としてもバリバリ役者として活動している俳優でもあります。
詳しく経歴を紹介します。
ロバート・カーライル氏のプロフィール
ロバート・カーライル氏ですが、1961年4月14日にスコットランドのグラスゴーに生まれます。
21歳に俳優を志すようになり、同時期から舞台監督としても活躍していました。
転機は1994年映画「司祭」でゲイである神父の恋人という難しい役柄を演じました。
その後、マクベス巡査(BBC放送)で主演を演じイギリス国内に名前が知れ渡ります。
映画では1997年のフル・モンティにて英国アカデミー賞主演男優賞を受賞し、TVだけでなく映画でも知名度を上げ、イギリスを代表する役者となりました。
もし、ジョン・レノン78歳だった時のメッセージ
映画「イエスタデイ」では仮にジョン・レノンが78歳だった時のメッセージが刺さりました。
主人公ジャックがジョン・レノンに幸せか尋ね、幸せだと即答します。
「愛する人がいて、愛を伝えているから」というメッセージでした。
この言葉でジャックはエリーとの関係を見つめ直すことになりますが、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの関係を暗に示していましたね。
何故、ジョンは人種も違うオノ・ヨーコさんを愛したのでしょうか?
今でこそハーフが認知し、国籍が違う人同士が結婚することに違和感を抱く人の方が少数派ですが、当時は違います。
世界的な大スターが東洋の女性と結婚するのはマスコミに有る事無い事、面白おかしく取り上げられたそうです。
だからこそ、本当にジョン・レノンが生きていたら伝えそうなメッセージであり、ビートルズやジョン・レノンに対してのリスペクトを感じました。