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1997年刊行後、世界中に旋風を巻き起こし、驚くべき速さでベストセラーとなったJ・K・ローリング原作「ハリー・ポッター」。

「ハリー・ポッターと賢者の石」で幕を開け、完結となる「ハリー・ポッターと死の秘宝 PALT2」まで全8作の順番や公開年はいつだったっけ?
という疑問だけでなく、実は全世界と日本では異なる興行収入をランキングにしました。

さらには繋がりや関連性が多数ある「ファンタスティック・ビースト」シリーズの共通点を紹介!

「ファンタスティック・ビースト」と「ハリー・ポッター」が描いた歴史がこれではっきり分かります。
新発見の多い不思議な「ハリー・ポッター」の世界に、きっとあなたも魅了されることでしょう。

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『ハリー・ポッター』映画の公開順

  1. ハリー・ポッターと賢者の石(2001年)
  2. ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年)
  3. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年)
  4. ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年)
  5. ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年)
  6. ハリー・ポッターと謎のプリンス(2009年)
  7. ハリー・ポッターと死の秘宝 PALT1(2010年)
  8. ハリー・ポッターと死の秘宝 PALT2(2011年)

『ハリー・ポッター』映画の興行収入のランキング

全世界 日本
1 ハリー・ポッターと死の秘宝 PALT2
(13.41億ドル)
ハリー・ポッターと賢者の石
(203.0億円)
2 ハリー・ポッターと賢者の石
(9.74億ドル)
ハリー・ポッターと秘密の部屋
(173.0億円)
3 ハリー・ポッターと死の秘宝 PALT1
(9.60億ドル)
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
(135.0億円)
4 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
(9.39億ドル)
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
(110.0億円)
5 ハリー・ポッターと謎のプリンス
(9.34億ドル)
ハリー・ポッターと死の秘宝 PALT2
(96.7億円)
6 ハリー・ポッターと炎のゴブレット
(8.95億ドル)
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
(94.0億円)
7 ハリー・ポッターと秘密の部屋
(8.78億ドル)
ハリー・ポッターと謎のプリンス
(80.0億円)
8 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
(7.95億ドル)
ハリー・ポッターと死の秘宝 PALT1
(68.6億円)

世界では完結編が一番見られたのに対して、日本は1作目が一番見られています。

映画『ハリー・ポッター』全作品紹介

映画ハリー・ポッターを公開順に紹介します。

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年)

両親のいない主人公ハリー・ポッターは叔母の家庭で愛情無く育つ。
11歳の誕生日を迎えたハリーのもとに突然、ホグワーツ魔法魔術学校への入学の招待状がやってきた。

ホグワーツの森番、大男のハグリットにより、自分は魔法使いであると知ったハリーは、列車でロン・ウィーズリーとハーマイオニー・グレンジャーと友達になりホグワーツへ向かう。

そこには新鮮で面白い世界が広がり、ハリーの目は輝いた。
しかし、両親を殺した闇の魔法使い、ヴォルデモート卿に狙われ始める。

ある日、禁じられた場所へと足を踏み入れてしまった3人は、不老不死の力が宿る「賢者の石」の存在を知る。
ホグワーツの教師であるセブルス・スネイプ(アラン・リックマン)がその石を狙っているのだと考え、自分たちの手で「賢者の石」を守ろうと考える。

ハーマイオニーの知識と、ロンのチェスの腕前で命がけのゲームが始まった...。

作品情報
主な受賞:アカデミー賞ノミネート/作曲賞・美術賞・衣装デザイン賞
興行収入:全世界9,74億ドル/日本203億円
上映時間:オリジナル劇場版152分/ロングバージョン159分
ハリー・ポッター、全ての始まり
魔法学校で魔法を勉強するという夢のようなファンタジックな世界観にワクワクさせられます。
全てのものが目新しく、次から次へと出現する個性的なキャラクターや魔法の呪文が新鮮で、想像を超えた世界が果てしなく広がります。

何より一番の魅力は、ハリー、ロン、ハーマイオニーのまだあどけない無邪気なやりとり。
好奇心の塊のような彼らが、危なっかしくも友情を育みながらたくましくなっていく様子が大きな見どころです。

メガネがトレードマークの主人公ハリー・ポッター役はダニエル・ラドクリフ。
臆病で頼りないけれど、友達想いのロン・ウィーズリー役にルパート・グリント。
そして勉強家でしっかり者。
強気の女の子ハーマイオニー・グレンジャー役にはエマ・ワトソンを厳選。

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年)

1年生も終了し、夏休みを自宅で過ごすハリーのもとへ、何処からか、屋敷しもべの妖精ドビーが現れる。
小さく不思議な容姿のドビーは、危険が迫っている為、ホグワーツに戻ってはいけないとハリーに執拗に忠告し、足止めを仕掛けるが、ホグワーツがやっと見つけた自分の唯一の居場所だと感じているハリー。

忠告には耳を貸さずホグワーツに戻る。
しかし、2年生に進級すると、すぐに異変が起き始めた。

周囲の友人たちが次々に石に変えられる事件が勃発。
現場には「秘密の部屋は開かれた」というメッセージが残されていた。
ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は、犯人の正体を突き止めようと行動を起こすが、ついにハーマイオニーまでも石に変えられてしまう。
石になったハーマイオニーの手に手がかりを見つけ、ハリーとロンは、とうとう「秘密の部屋」に辿り着くことができたが...。

作品情報
主な受賞:-
興行収入:全世界8,78億ドル/日本173億円
上映時間:オリジナル劇場版161分/ロングバージョン174分
トム・リドルの出現
闇の帝王ヴォルデモートのかつての姿、トム・リドルが登場し、復活にむけて動き出します。
ハリー達が魔法使いとして心身ともに成長していくにつれ、恐ろしい世界がすぐ側に潜んでいる雰囲気が色濃く伝わってきます。

まだまだ未熟なハリーの心の葛藤。
1年ですさまじい変化を見せる子役たちの成長ぶりが必見。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年)

ヴォルデモートの部下だと噂のシリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)が、誰もが恐れるアズカバン刑務所から脱獄したとの報道で魔法界は騒ぎになる。
シリウスはハリーの両親らを裏切り、死に追いやっただけでなく、次なる標的はハリーだと言う噂だ。

ホグワーツでは、看守の吸魂鬼ディメンターが漂い、ハリーはディメンターに襲われかけてしまう。
新しくホグワーツの教授として就任したリーマス・ルービン教授(デヴィッド・シューリス)は、ハリーがディメンターと戦えるよう、「守護霊の呪文」の特訓を行った。

一方、3年生になった生徒達は、ホグズミード村へ行くことができ、皆、揃って出かけて行った。
保護者の許可が得られないハリーは渋々皆を見送るしかなかったが、いたずら好きのロンの双子の兄がハリーに「忍びの地図」を渡し、ホグワーツからの抜け道を教える。

ディメンターがホグワーツを見張る中、ハリーは迷うことなく皆の後を追った。
透明マントに身を隠したハリーは、そこでシリウスと自分の関係を耳にし、その現実に絶望する...。

作品情報
主な受賞:アカデミー賞ノミネート/作曲賞・視覚効果賞
興行収入:全世界7,95億ドル/日本135億円
上映時間:142分
解き明かされていくハリーの過去
ファンタジーから一変し、登場人物の奥深い心情を描くとともに、シリアスでダークな世界観を表現し評価を浴びた作品です。
思春期を迎えたハリーが、自らの境遇に向き合おうと葛藤する様が描かれます。

生まれながらに背負ってしまった運命が、ハリーの寂しさと孤独感をつのらせ、また仲間同士の信頼や絆が強くなっていく様子が見どころ。
ダニエル・ラドクリフの演技力も確かなものとなり、この世界が実在しているのだという錯覚にとらわれます。

前2作に変わり、多数候補の中から厳選の上、アルフォンソ・キュアロンがメガホンを取る。

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年)

この年、100年ぶりの3大魔法学校の対抗試合が開催された。
ダームストラング魔法専門学校、ボーバトン魔法アカデミー、そしてホグワーツ魔法魔術学校から各代表選手が選ばれ競うものだ。

立候補者の中から、代表にふさわしいものを炎のゴブレットが公平に選ぶはずだったが、何故か出場資格のないハリーが4人目の選手として選出される。
生徒達の反感を駆ったまま、ハリーは持ち合わせている精一杯の魔法力と、数少ない協力者の援助でどうにか勝ち残っていった。
しかしそのハリーを待ち受けていたのは、闇の魔法使いヴォルデモート卿だったのだ...。

作品情報
主な受賞:アカデミー賞ノミネート/美術賞
興行収入:全世界8,95億ドル/日本110億円
上映時間:157分
激しく変わる明と暗のコントラスト
学校イベントを通し、前半では青春を謳歌する様子が見られますが、後半はその雰囲気も一転し、いよいよヴォルデモートとの直接対決の予感が漂います。
スケール感にこだわったというだけあり、競技によって変わる場面のひとつひとつが実にリアルで、また、容赦なく襲い掛かる闇の魔力には迫力を感じます。

そしてレイフ・ファインズの変わりようが衝撃的。
期待を裏切らない容姿で登場したヴォルデモート卿が強い存在感を放ち、観る人に恐怖と不気味さを植え付けます。

シリーズ初のPG-13となった作品。
監督はイギリス人のマイク・ニューウェルを起用。
闇の象徴とも言えるヴォルデモート卿を、「シンドラーのリスト」のレイフ・ファインズが演じる。

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年)

夏休みの期間中、友人の死を受け止められないハリーは精神的に追い詰められていた。
ある日ハリーはディメンターに襲われ、正当防衛であったにも関わらず、未成年が魔法を使ったという法律違反でホグワーツを退学させられそうになってしまう。
危うく退学は免れたが、お目付け役に魔法省から防衛術を教えるための教師ドローレス・アンブリッジ(イメルダ・スタウントン)がやってきたのだ。

ヴォルデモートが復活した今、より実践的な魔法を学ばなければと焦りを感じるハリーと、復活を認めない魔法省側。
実践的な魔法を禁ずるアンブリッジに生徒達の不満は募る一方。

3大魔法学校対抗試合中起きた友人の死を境に、ハリーを信じきれないクラスメイト達だったが、ロンとハーマイオニーの働きかけにより、ダンブルドア軍団を結成。
隠れて訓練に励み、心をひとつにしていった。

一方、ハリーを取り巻く仲間、「不死鳥の騎士団」メンバーが密かに集結し、闇の魔法使いとの戦いに備える...。

作品情報
主な受賞:-
興行収入:全世界9,39億ドル/日本94億円
上映時間:138分
水面下から溢れ出る闇の力
ディメンターに襲われる冒頭シーンから始まり、緊迫した空気に胸が高まります。
信頼、友情や愛情。
前向きな感情ばかりでなく、孤独や迷いといった負の感情とが激しく入り交ざり、ハリーの心が掻き乱されます。
突如として大人の世界に引きずられたハリーが現実を受け入れ、そして意志を持って立ち上がるまでの過程は勿論見どころですが、いつも後ろから見守るハーマイオニーの優しさや強さも際立ちます。

手掛けた作品では賞を総ナメにしているというTV界出身のデヴィッド・イェ―ツを監督に迎える。

ハリー・ポッターと謎のプリンス(2009年)

闇の力はとうとうマグル(人間界)への影響を及ぼすまでに大きくなった。
ハリーが6年生に進級する時、ホグワーツ魔法魔術学校校長のダンブルドア(マイケル・ガンボン)は、魔法薬学教授ホラス・ホーンをホグワーツに迎え入れる。
実は、トム・リドルがホグワーツの生徒であった頃、ホラスとリドルは親密な関係であったのだ。

それを知っていたダンブルドアは、ホラスからリドルの秘密を探るべくホグワーツへと呼び寄せる。
ハリーはダンブルドアの指示通りホラス教授に近づいたが、ひょんなことから偶然古びた教科書を手にすることになる。
その教科書は「半純血のプリンス」の名で、様々な魔法が書き記されていた。
おかげで、リドルが作り出した分霊箱の存在もわかり、闇の魔法使いとの決戦前の準備が整っていくようにも見えたが...。

作品情報
主な受賞:アカデミー賞ノミネート/撮影賞・MTVムービー・アワード悪役賞(トム・フェルトン)
興行収入:全世界9,34億ドル/日本80億円
上映時間:153
暴かれる謎のプリンスの正体とヴォルデモートの弱点
展開が早く、今までで一番頭を悩ませるかもしれません。
しかし、謎のプリンスの存在や、リドルとホラスの絡み。

紐解いていく先に見える真実がストーリーの鍵となっていきます。
この先のヴォルデモートとの戦いが気になり、先を急ぐように見入ってしまいますが、じっくりと鑑賞することがこの先の展開を楽しめるコツかもしれません。

「アズカバンの囚人」以来、PG指定となった作品。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PALT1 (2010年)

7つの分霊箱全てを破壊することがヴォルデモートを倒すことだと知ったハリーとロンとハーマイオニーは、手がかりのないまま分霊箱探しの旅に出かける。
魔法省に分霊箱のひとつがあるとわかり侵入するが、逃げる最中にロンが負傷。

手元にあるのに破壊できない分霊箱と、そこに宿る邪悪な魔力。
わかっていた事とはいえ、この旅は精神的にも肉体的にも厳しく、とうとう感情は激しくぶつかり合った。

ロンは2人と行動することを辞め一旦は離れかけたが、共に戦う道を選び以前に増して団結する。
突然暗闇に現れた牡鹿の守護霊が、分霊箱を破壊できるグリフィンドールの剣の在処へと導いてくれたおかげで、アンブリッジから奪い取った分霊箱のひとつは、やっとのことで破壊。

また、旅の最中、ハーマイオニーがダンブルドアから譲り受けた本から、不思議なマークを見つける。
それは3つの秘宝を手に入れた時、死を操る力を手にすることができるという伝説の印だった...。

作品情報
主な受賞:アカデミー賞ノミネート/美術賞・視覚効果賞
興行収入:全世界9,60億ドル/日本68,6億円
上映時間:146分
運命の決着
いよいよ全ての謎が解き明かされるのだという高揚と、複雑に絡み合う関連性に頭がフル回転します。
恐怖に体を震わせながら立ち向かおうとするハリーと、自信に満ちたヴォルデモートの相違が強く印象に残り、それでも信頼や希望を持ち続けられるハリーの真の強さに感動します。

主人公だけの心の動きだけでなく、それぞれの境遇にスッと感情移入している自分に気が付かされます。
3人が殺伐とした雑木林に身を潜めるシーンが多く感じられるが、そこに浮かび上がる光が幻想的で美しく描かれています。

監督は引き続きデヴィッド・イェ―ツ。
闇の世界が身近に迫りくる危機に、感動までもを描くハリー・ポッター最終章の前篇。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PALT2 (2011年)

死の秘宝のひとつ、ニワトコの杖を手にしたヴォルデモートがこの世界の全てに闇を落とし皆は絶望を感じる。
ホグワーツでは、スネイプが校長の座に就き、全てがヴォルデモートの思惑通りに運びつつあった。
しかし、ヴォルデモートは、ニワトコの杖の真の所有者を自分にしようとスネイプまでも殺害。
駆け付けたハリーに自らの記憶を託し息をひきとる。
その記憶には溢れるリリーへの想いが込められていた。

叶わなかった想いを、生涯を通しハリーに捧げるとダンブルドアに誓い、悪役を演じ続けていたのだ。
ハリーを慕っていた屋敷しもべのドビーも、ハリー達を救ったがために死にゆき、スネイプやホグワーツの恩師、さらに多くの仲間達が傷つけられ悲しみに暮れてゆく。

多くの犠牲者を目にしたハリーは決戦の為、1人でヴォルデモートが待ち構える森へ入って行くのだった...。

作品情報
主な受賞:アカデミー賞ノミネート/美術賞・メイクアップ賞・視覚効果賞
興行収入:全世界13,41億ドル/日本96,7億円
上映時間:130分
全ての総力が詰め込まれた完結編
魔法学校の楽しいファンタジーとはかけ離れ、魔法力を駆使し、戦い合うハリー・ポッターシリーズ最大の戦闘シーンが繰り広げられます。
成長したキャスト達と、それに見合ったストーリーの展開。

そして、全ての総力が演出された完結編は満足感の感じる仕上がりで、どこか得体の知れなかったスネイプの本心に心揺さぶられ、またさかのぼって前作を見直したい気持ちにもかられます。

また、ハーマイオニーがベラトリックスに変身し、ベラトリックス役のヘレナ・ボナム・カーターがハーマイオニー役になるところは少々ややこしいが、面白さを感じるひとコマ。
ラブストーリーの展開も気になり・・・と、見逃したくない部分が山ほどあるのです。
主要なキャストらが、およそ10年続投し続けたことからも、今作品の魅力がうかがわれることでしょう。

ハリー・ポッターシリーズ完結編後編。
全ての登場人物が敵か味方かに別れ、壮大な戦闘シーンが繰り広げられる。

「ハリー・ポッター」と「ファンタスティック・ビースト」の共通点

「ハリー・ポッター」シリーズ全8作完結後、「ファンタスティック・ビースト」が公開され、続編かと思った人も多いかもしれません。
「ファンタビ」は良くも悪くも、期待を大きく裏切り、ハリー活躍時代からおよそ70年程さかのぼった時代に着目したシリーズです。

当然、どちらのシリーズにも、共通の人物や出来事があり、「ファンタビ」を見てこそ「ハリポタ」がより面白くなるポイントが盛りだくさんなのです。
では、その共通点に注目してみましょう。

アルバス・ダンブルドア

ホグワーツのダンブルドア校長は欠かせない存在。
大きな愛情でハリーを見守る反面、時に厳しく接してきたハリーの恩師。
そして、ハリーと同様、「ファンタビ」主人公ニュート・スキャマンダーにとってもダンブルドアは恩師なのです。
ニュートはもともとハッフルパフ寮出身者。
3大魔法学校対抗試合でホグワーツ代表に選出されたセドリックもこの寮生であり、人にやさしく、勤勉で、正義感の強さがハッフルパフ寮の特徴だとわかります。
困難に立ち向かう勇気を象徴するグリフィンドール寮のハリーと、寮こそ違うものの、ハリーの大先輩であることに変わりありません。
「ファンタビ」にも、若かりし日のダンブルドア(ジョード・ロウ)が出演。
「ハリー・ポッター」では多くの謎に包まれたダンブルドアの過去に踏み入ることができることでしょう。

ニュート・スキャマンダー

前に触れたように、ニュートはホグワーツ魔法魔術学校出身者。
実はハリー・ポッターの作品中にもニュートの存在が確認できる場面があるのです。
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」ではロンの双子の兄がハリーに手渡した、「忍びの地図」にニュートの名前を発見できます。
また、ニュートが書いた「幻の動物とその生息地」が、ホグワーツの指定教科書となっていることは有名な話。
ニュートが書いた本をハリー達が教科書として使用していたなんて面白い繋がりです。

ナギニ

いつもヴォルデモートの側を離れず、分霊箱ともなった大蛇。
死の秘宝ではスネイプを殺し、その恐ろしさを知らしめましたが、「ファンタビ」で現れたのはなんと美しい女性のナギニ。
彼女は、自分の意志とは関係なく、最終的には動物の体に乗っ取られてしまうという悲しい運命を持った女性だったのです。
「ファンタビ」では、強力な魔力を持ち合わせたクリーデンスと心通わせていましたが、そのナギニがどういった経緯でヴォルデモートと関わっていくのかが、今後注目すべき見どころのひとつではないでしょうか。

みぞの鏡

「ハリー・ポッターと賢者の石」でハリーが虜になった全身鏡です。
両親のぬくもりに触れたことのないハリーは、鏡に映った自分の姿に両親が寄り添う幸せな感覚に魅了されていました。
「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」では当時のダンブルドアが鏡に映るグリンデルバルト(ジョニー・デップ)を見つめるシーンがあるのです。
原作者J・K・ローリングも2人の関係について恋愛感情で結ばれていたことを公言していますが、そう思うと、ハリーに身を亡ぼす鏡だと言ったダンブルドアの言葉に説得力を感じます。
ひとつのアイテムを取ってみても、いつの時代も抱く感情は同じ想いなのだと改めてわかる気がします。

イギリスを舞台にした「ハリポタ」に比べ、アメリカを舞台とした「ファンタビ」では、魔法使いとそうでない者との差別的な要素も見え、共通点は探せば探すほど見つかる可能性を秘めています。

ここでは関連性についてほんの一例を紹介しましたが、原作者が公言したものから、まだ解き明かされていない部分までまだまだ多くが作品中に潜んでいます。

もちろん、ネタバレを読む前に鑑賞することがお勧めではありますが、ネタバレを知ってその都度納得する楽しみ方も出来そうですね。
知れば知るほどに奥深く、関連性にも興味を持ってしまったあなたは、既にハリー・ポッターの深みにはまっているのかもしれません。

「ハリー・ポッター」と「ファンタスティック・ビースト」の歴史

ファンタスティック・ビースト

  • 1926年 ニュート・スキャマンダーがニューヨークを訪問
  • 同年 トム・マールヴォロ・リドルが生誕
  • 1927年 ニュート・スキャマンダー著書の「幻の動物とその生息地」が出版される
  • 1938年 リドルがホグワーツ魔法魔術学校に入学
  • 1945年 闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルトを破ったダンブルドアがニワトコの杖を手に入れる
  • 1955年 ダンブルドアがホグワーツ魔法魔術学校の校長となる
  • 1970年 ダンブルドアにより「不死鳥の騎士団」が結成
  • 1971年 ジェームズ・ポッター、シリウス・ブラック、リーマス・ルーピン、ピーター・ペティグリー、リリー・エバンズ、セブルス・スネイプらがホグワーツ魔法魔術学校に入学
  • 1978年頃 ジェームズとリリーが結婚
  • 1980年 ハリー・ポッター生誕
  • 1981年 ハリーの両親がヴォルデモート卿によって殺害され、ハリーはダーズリー家(リリーの姉の家)へ預けられる
  • 同年 ピーター殺害の罪を着せられたシリウスはアズカバンへ収監される

賢者の石

  • 1991年 ハリー・ポッター11歳の誕生日、ホグワーツ魔法魔術学校からハリー宛に入学の招待状が届く
  • 同年 ハリー・ポッター、ロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャーらがホグワーツに入学
  • 同年 復活をもくろむヴォルデモート卿が賢者の石を手に入れようとするが、ハリーに阻止される

秘密の部屋

  • 1992年 ジニー・ウィーズリー(ロンの妹)、ルーナ・ラブグッドらがホグワーツ魔法魔術学校に入学
  • 1993年 操られたジニーが秘密の部屋を開く
  • 同年 ハリーが分霊箱のひとつ、リドルの日記をバジリスクの牙によって破壊

アズカバンの囚人

  • 同年 シリウスがアズカバンを脱獄
  • 同年 「忍びの地図」にニュートの名が見られる
  • 同年 ハリーはシリウスが自分の名づけ親だと知る

炎のゴブレット

  • 1994年 ハリー4年生に進級
  • 同年 3大魔法学校対抗試合が開催され、代表選手としてハリーも出場する
  • 同年 ホグワーツ代表選手として選出されたセドリック・ディゴリーが殺害される
  • 同年 ヴォルデモート卿の復活

不死鳥の騎士団

  • 1995年 魔法大臣上級次官ドローレス・アンブリッジがホグワーツ魔法魔術学校で防衛術教授に就任
  • 同年 「不死鳥の騎士団」の再結成
  • 同年 「ダンブルドア軍団」の結成
  • 同年 ハリーは教師セブルス・スネイプから閉心術を教わる
  • 同年 ハリーは年上のチョウ・チャンと交際し、ファーストキスを交わす

謎のプリンス

  • 1996年 ベラトリックスら死喰い人がアズカバンから脱獄
  • 同年 死喰い人となったドラコ・マルフォイを助ける「破れぬ誓い」を交わす
  • 同年 戦いによりシリウスが死亡
  • 1997年 スネイプがダンブルドアを殺害

死の秘宝

  • 同年 ハリー・ロン・ハーマイオニーがヴォルデモートの分霊箱を破壊する旅に出る
  • 同年 スネイプがホグワーツの校長となる
  • 1998年 屋敷しもべのドビーが死亡
  • 同年 ハリーらがグリンゴッツに忍び込みベラトリックス・レストレンジの金庫から分霊箱であるヘルガ・ハッフルパフのカップを奪う
  • 同年 第2次ホグワーツの戦い
  • 同年 ネビルがナギニを殺害
  • 同年 ヴォルデモートがスネイプを殺害
  • 同年 全ての死の秘宝が破壊され、ハリーがヴォルデモートを破る

ハリポタとファンタビを無料で見る方法

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