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2008年の『アイアンマン』から10年以上に渡り、様々なヒーローを世に送り出してきたマーベル作品。
次々とヒットとなったマーベル作品は、新たなファンを獲得し、ヒーロー映画を世界的な人気ジャンルへと押し上げました。
アイアンマンやアベンジャーズは聞いたことがあるけど、

  • 作品数が多すぎてどれから見たらいいか悩む
  • 敵と味方の区別が難しい
  • 出てくるワードの意味がよく分からない

そんな悩みを解消します。
それだけでなく、

  • これから初めてマーベル作品を見る人へお勧めの順番や事前に知っておきたい映画の基礎知識
  • 一度見た人へのおすすめの順番や、もう一度見たくなるスタン・リーのカメオ出演

さらには、マーベル映画をお得に見る方法まで紹介!

これを読めば、ますますマーベル映画の虜になること間違いなしです!

マーベル映画の見る順番を知るなら
マーベル映画の各作品解説を見るなら

タップ(クリック)で目次が開きます

事前に知っておきたいメインキャラクターたち

より映画の世界を楽しむために、メインキャラクターの紹介、重要ワードの解説、フェイズについて解説します。

アイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)


天才発明家でスーパーセレブで、自ら作り出したパワードスーツで戦います。
頑固で自分の意思をはっきりと口にするので、他人と衝突することもしばしば。
時にもろさも見せる人間味溢れる人物です。

キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)


戦時下、軍の極秘計画で誕生した最強の兵士。
70年に渡る冬眠状態から目覚め、人類を守るべく活躍します。
強い正義感と抜群のリーダーシップ、決して折れない心を持つスティーブ。
トニーと共にヒーロー集団をまとめます。

ソー(クリス・ヘムズワース)


神の国アスガルドに住む雷神にして最強の戦士。
崇高な意思を持つ者だけが扱えるムジョルニアというハンマーを手に戦います。
『マイティ・ソー』シリーズや『アベンジャーズ』に登場するロキは弟。

ブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)


元はロシアのスパイであり暗殺者で、高度な戦闘スキルとスパイ技術でチームに貢献します。
ハルクと意思疎通ができ、気持ちを鎮める役を担ったり、他メンバーの補佐も行うなど、アベンジャーズを陰で支える重要な人物です。

ハルク/ブルース・バナー(マーク・ラファロ)


7つの博士号を持つ天才物理学者。
実験の失敗により、怒りや不安が高まると緑の怪物ハルクへと変身するようになってしまった。
ハルクになると制御不能の驚異的なパワーで敵を叩きのめします。

ホークアイ/クリント・バートン(ジェレミー・レナー)


どんな状況でも正確に矢を射ることができる弓の名手で、その腕前と優れた洞察力、判断力だけで強大な敵に立ち向かいます。
家族思いの父親でもあり、面倒見の良い面を見せる事もあります。

ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)


平和維持諜報機関S.H.E.L.D.(シールド)長官。
宇宙の脅威を知り、地球を守る為にアベンジャーズ結成を目指し、ヒーローたちをサポートします。

最低限知っておきたい重要ワード解説

マーベル作品を見る上、語る上で外せない重要ワードについて解説。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)

マーベル・スタジオで制作された作品群。
全て同じ世界での出来事として描かれ、作品の枠を超え、ヒーローたちが活躍します。

アベンジャーズ

人類を守る為に結成された最強のヒーロー集団。
初期メンバーはアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ブラックウィドウ、ハルク、ホークアイの6名で、シリーズを重ねるごとに仲間が増えていきます。

S.H.E.L.D.(シールド)

平和維持諜報機関でスーパーヒーローを管理する国家組織。

ヒドラ

元はナチスの極秘科学部門で、第二次世界大戦時にナチスから離反すると、世界規模に拡大。
組織へ強い忠誠心を抱き、現代でも様々な国や組織で暗躍しています。

インフィニティ・ストーン

MCUの様々な作品に登場する、強大な力を秘める6つの石。
並外れた力を持つ者だけが操ることができます。

スペース・ストーン(テッセラクト/四次元キューブ/コズミックキューブ)

別次元への通路を作り、空間の瞬間移動ができる力を持ちます。

リアリティ・ストーン(エーテル)

液状で変幻自在、全てを破壊する力を持ちます。

タイム・ストーン

時間を自在に操ることができ、アガモットの目と呼ばれる首飾りに入れられています。

マインド・ストーン

人の心を操る力を持ちます。
ロキの持つセプターという杖に埋め込まれていました。

パワー・ストーン

接触しただけでその星の生物全てを消滅させる力を持ちます。
オーブと呼ばれる球体に入れられています。

ソウル・ストーン

魂を司る力を持ちます。

フェイズとは

段階や局面という意味を持つフェーズ。
マーベル作品では時系列のまとまりを、フェーズという単語を使って表現しています。
『アイアンマン』から『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』までの全23作品は3段階に分けられ、インフィニティ・サーガと呼ばれています。

キャラクター紹介やヒーロー集団アベンジャーズ誕生が描かれた第1フェーズ

  • アイアンマン
  • インクレディブル・ハルク
  • アイアンマン2
  • マイティ・ソー
  • キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
  • アベンジャーズ

宇宙からの脅威や新たなヒーローが登場、インフィニティ・ストーンのパワーを描いた第2フェーズ

  • アイアンマン3
  • マイティ・ソー/ダーク・ワールド
  • キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
  • アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
  • アントマン

最終決戦に向かい、作品同士が複雑に絡み合い、緊張感が高まる様子が描かれた第3フェーズ

  • シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
  • ドクター・ストレンジ
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
  • スパイダーマン:ホームカミング
  • マイティ・ソー/バトルロイヤル
  • ブラックパンサー
  • アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
  • アントマン&ワスプ
  • キャプテン・マーベル
  • アベンジャーズ/エンドゲーム
  • スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

タイプ別にあなたに合ったおすすめの順番を紹介

タイプ別に紹介

  • A:マーベル映画をこれから初めて見る人
  • B:一部の作品は観たことがある人
  • C:忙しいけど最低限マーベル映画の知識や楽しさに触れたい人

A:MCU作品を初めて見る人は公開順

MCU作品を初めて見る人には、『アイアンマン』から始まる公開順に映画を見ることをお勧めします。

理由はアイアンマンがロバート・ダウニー・Jr演じるトニーの魅力が溢れるだけでなく、ヒーロー映画ファンでなくてもMCUの世界に引き込む力のある作品だからです。

B:一部の作品を見た、または2度目以降の人は時系列順

一部の作品を見た人や、二度目以降じっくりとMCUの世界に浸りたい人には、時系列順で映画で見ることをお勧めします。

理由は複雑に絡み合うMCUの世界を整理しながら、マーベルの世界の出来事を追っていけるからです。

また、原作者であるスタン・リーがカメオ出演しているシーンを探しながらもう一度観るのも楽しみの1つです。

原作者:スタン・リーはカメオ出演が大好き

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』以外でマーベル作品に登場する、サングラスの老人がいます。
彼はマーベル・コミックの原作者、スタン・リー。
MCU第1作目の『アイアンマン』でパーティー会場で登場すると、その後も警備員や配達員など様々な役でさりげなく作品に出演します。
全てカメオ出演ですが、クスッと笑わされるセリフや立ち振る舞いが印象的。
2018年に肺炎の為に亡くなりました。
翌年公開された『キャプテン・マーベル』のオープニングはスタン・リーへの感謝が溢れる演出になっています。
様々なヒーローを世に送り出してきた、マーベルの功労者スタン・リー。
彼がどこに現れるのかを探すのもMCU作品の楽しみ方の一つです。

C:全作品観る時間が無い人に8作品

全作品見る時間がないという人には、重要な8作品を以下の順で見る事をお勧めします。

  1. アイアンマン
  2. キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
  3. アベンジャーズ
  4. アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン
  5. シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
  6. マイティ・ソー/バトルロイヤル
  7. アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
  8. アベンジャーズ/エンドゲーム

理由は重要な8作品を知ることでMCU作品の楽しさと魅力に引き込まれるからです。

マーベル映画の公開順

  1. アイアンマン(2008年)
  2. インクレディブル・ハルク(2008年)
  3. アイアンマン2(2010年)
  4. マイティ・ソー(2011年)
  5. キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011年)
  6. アベンジャーズ(2012年)
  7. アイアンマン3(2013年)
  8. マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年)
  9. キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014年)
  10. ガーディアン・オブ・ギャラクシー(2014年)
  11. アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年)
  12. アントマン(2015年)
  13. シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年)
  14. ドクター・ストレンジ(2016年)
  15. ガーディアン・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年)
  16. スパイダーマン:ホームカミング(2017年)
  17. マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017年)
  18. ブラックパンサー(2018年)
  19. アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2019年)
  20. アントマン&ワスプ(2018年)
  21. キャプテン・マーベル(2019年)
  22. アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年)
  23. スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年)

Disney+ (ディズニープラス)

マーベル映画の時系列

  1. キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011年)
  2. キャプテン・マーベル(2019年)
  3. アイアンマン(2008年)
  4. アイアンマン2(2010年)
  5. インクレディブル・ハルク(2008年)
  6. マイティ・ソー(2011年)
  7. アベンジャーズ(2012年)
  8. アイアンマン3(2013年)
  9. マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年)
  10. キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014年)
  11. ガーディアン・オブ・ギャラクシー(2014年)
  12. アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年)
  13. ガーディアン・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年)
  14. アントマン(2015年)
  15. シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年)
  16. ドクター・ストレンジ(2016年)
  17. スパイダーマン:ホームカミング(2017年)
  18. ブラックパンサー(2018年)
  19. マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017年)
  20. アントマン&ワスプ(2018年)
  21. アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2019年)
  22. アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年)
  23. スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年)

Disney+ (ディズニープラス)

公開順と時系列が違う理由

キャラクターの映画化権により、公開順と時系列順が違うMCU作品。
1980年代に経営が悪化したマーベルは、会社再建の為にコミックの人気キャラクターの映画化権を売却しました。
その後自社で映画を作ることになったマーベル・スタジオ。

ヒーローたちが集結する『アベンジャーズ』の計画はあったそうですが、人気ヒーローの映画化権を持たない彼らにとっては夢物語。
残された選択は、権利を持つアイアンマンとハルクで映画を作る事でした。
予想をはるかに上回り、『アイアンマン』は世界中で大ヒット。

その結果、次々とヒーロー映画が作られ、『アベンジャーズ』の誕生に繋がります。
『アイアンマン』が成功したからこそ、壮大なMCUの世界が作り出されたのです。

マーベル映画をお得に見る方法

マーベル映画の鑑賞順が分かったところで、次に知りたいのはマーベル映画を見る方法

結論から言えば、マーベル映画をお得に見る方法は「Disney+ (ディズニープラス)」の利用です。

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MCU作品を詳しく紹介

ハイテクスーツをまとった、型破りなニューヒーロー!『アイアンマン』

マーベル・スタジオの実写映画第一弾、そしてマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)シリーズの一作目となる『アイアンマン』。
ロバート・ダウニー・Jr演じるトニー・スタークの魅力にハマる作品です。

トニーは大企業経営者であり、様々な技術を生み出す天才実業家。
アフガニスタンでテロ集団に拉致されますが、スクラップから戦闘用スーツを作って脱出。
自社兵器がテロの手に渡っている事を知った彼は、最新技術を詰め込んだパワード・スーツ開発を試みます。
ついにスーツを完成させたトニーは、ある行動に出ます。

典型的なヒーロー像を打ち破るトニーが強烈で魅力的。
ハイスペックなパワードスーツは、大人も夢中にさせられます。

作品情報
監督:ジョン・ファヴロー
脚本:マーク・ファーガス、ホーク・オストビー、アート・マーカム、マット・ホロウェイ
主な出演者:ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロー、テレンス・ハワード、ジェフ・ブリッジス
音楽:ラミン・ジャヴァディ
上映時間:126分

怪物へと変化した男の孤独を描いた『インクレディブル・ハルク』

緑の怪物ハルク誕生を描いた『インクレディブル・ハルク』。
『アベンジャーズ』ではマーク・ラファロではなく、エドワード・ノートンがブルース・バナー、を演じています。

軍の研究をしていた生物学者ブルース・バナー(エドワード・ノートン)は、実験の失敗で緑の怪物へと変化し、軍に追われるようになります。
潜伏しながら元に戻る方法を探りますが、軍に見つかり、精鋭部隊を送り込まれます。
ハルクに変化し、圧倒的な力でその場を切り抜けたブルースは、元の体に戻る為アメリカを目指します。

ハルクになった事で、全てを捨てるしか道がなかったブルース。
脅威的なサバイバル能力や、彼の抱える孤独や悲しみが印象深い作品です。

作品情報
監督:ルイ・レテリエ
脚本:ザック・ペン、エドワード・ノートン(ノークレジット)
主な出演者:エドワード・ノートン、リヴ・タイラー、ティム・ロス、ウィリアム・ハート
音楽:クレイグ・アームストロング
上映時間:135分

ヒーローになった男は試練を乗り越えられるのか⁈『アイアンマン2』

前作でアイアンマンだと告白したトニー。
今作では彼に様々な試練が降りかかります。

アイアンマンの原動力、リアクターの毒素に体を蝕まれているトニー(ロバート・ダウニー・Jr)。
軍事会議にて兵器と見なされたパワード・スーツの没収を言い渡されます。
更にライバル社のハマー(サム・ロックウェル)は、モナコでトニーを襲った謎の男を援助、トニーを見返そうとロボットスーツの開発を行わせます。
スターク家に強い恨みを抱く謎の男は、復讐の機会を狙っていました。

『アベンジャーズ』でも活躍するナターシャが登場。
トニーに大きな影響を与えた父との関係も描かれています。
窮地に陥りながら、トニーは新たな仲間と共に敵に立ち向かいます。

作品情報
監督:ジョン・ファヴロー
脚本:ジャスティン・セロウ
主な出演者:ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロー、ドン・チードル、スカーレット・ヨハンソン、サム・ロックウェル、ミッキー・ローク、サミュエル・L・ジャクソン
音楽:ジョン・デブニー
上映時間:124分

力を奪われた雷神の再生と成長の物語『マイティ・ソー』

北欧神話をベースにした『マイティ・ソー』の物語。
神失格の烙印を押されたソーが、高潔な神へと成長していく姿が描かれています。

雷神ソー(クリス・ヘムズワース)は、父オーディン(アンソニー・ホプキンス)の怒りを買い、力を奪われて地球へ追放されます。
ジェーン(ナタリー・ポートマン)に救われたソーは、自分の未熟さを認め、改心していきます。
一方アスガルドでは自分の過去を知ったロキ(トム・ヒドルストン)が、復讐を果たそうと動き出していました。

今作でブレイクしたクリス・ヘムズワースとトム・ヒドルストン、そして名優たちの共演が豪華。
神や宇宙からの敵が繰り広げる戦いでは、地球のヒーローとは違うスケールの大きさを感じさせられます。

作品情報
監督:ケネス・ブラナー
脚本:アシュリー・エドワード・ミラー、ザック・ステンツ、ドン・ペイン
主な出演者:クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、トム・ヒドルストン、イドリス・エルバ、アンソニー・ホプキンス
音楽:パトリック・ドイル
上映時間:114分

正義の為に立ち上がった、最初のヒーローの物語『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』

マーベルヒーローの始まりが描かれた今作。
インフィニティ・ストーンも登場し、MCUの壮大な物語の幕開けを感じさせられます。

軍の極秘実験で、キャプテン・アメリカとして生まれ変わったスティーブ(クリス・エヴァンス)。
親友バッキー(セバスチャン・スタン)たちを率いて部隊を結成し、敵の秘密基地を次々と潰していきます。
しかし敵の将校シュミット(ヒューゴ・ウィング)は、手に入れた四次元キューブから恐ろしい兵器を作り出していました。

戦時下という設定の為、重苦しい雰囲気と哀愁が漂いますが、アイアンマンと共にアベンジャーズを牽引するキャプテン・アメリカの強さ、高潔さを理解する為に、是非見て欲しい作品です。

作品情報
監督:ジョー・ジョンストン
脚本:クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
主な出演者:クリス・エヴァンス、トミー・リー・ジョーンズ、ヘイリー・アトウェル、セバスチャン・スタン、ヒューゴ・ウィーヴィング
音楽:アラン・シルヴェストリ
上映時間:124分

宇宙からの脅威に立ち向かう、最強のヒーロー集団!『アベンジャーズ』

悪の組織やテロリスと戦ってきたヒーローたちが、作品の枠を超えて集結した今作。
アベンジャーズと呼ばれるヒーロー集団が、宇宙の脅威から人類を守ります。

チタリウム人と手を組み、インフィニティ・ストーンの力を使って地球侵略を開始した邪神ロキ(トム・ヒドルストン)。
地球の危機に招集されたヒーローたちでしたが、団結を拒みます。
しかしある人物の死をきっかけに結束した彼らは、最強のチームとして宇宙からの侵略者に立ち向かいます。

ヒーローたちが共闘する姿はもちろん、今までとはスケールの違う敵との戦いやインフィニティ・ストーンのパワーなど、とにかく見どころ満載の今作。
大迫力の『アベンジャーズ』最初の物語に、必ず心を掴まれます。

作品情報
監督:ジョス・ウェドン
脚本:ジョス・ウェドン
主な出演者:ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、トム・ヒドルストン、クラーク・グレッグ、ステラン・スカルスガルド、サミュエル・L・ジャクソン
音楽:アラン・シルヴェストリ
上映時間:143分

仲間に支えられ、再び立ち上がったスーパーヒーロー『アイアンマン3』

MCUフェーズ2の一作目であり、『アイアンマン』シリーズ最終章では、トニーの魅力である人間らしさを感じられる内容になっています。

見えざる敵に脅え、憑りつかれたようにスーツ開発に没頭するトニー(ロバート・ダウニー・Jr)は、テロ組織マンダリンの襲撃で全てを失います。
追い込まれたトニーでしたが、天才少年ハーレーの助けで不安定な状態から脱却。
再びヒーローとして立ち上がった彼は、マンダリンに戦いを挑みます。

ヒーローでも、決して完全ではない。
心身の不調に苦しめられるトニーがもがきながら、再び立ち上がる過程が印象的な今作。
シリーズを通して変化してきたトニーとペッパーの関係にも注目です。

作品情報
監督:シェーン・ブラック
脚本:ドリュー・ピアース、シェーン・ブラック
主な出演者:ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロー、ドン・チードル、ガイ・ピアース、ベン・キングズレー
音楽:ブライアン・タイラー
上映時間:130分

愛する人を救う為、雷神が古代の力に立ち向かう『マイティ・ソー ダーク・ワールド』

『マイティ・ソー』第二弾は、インフィニティ・ストーンの一つ、エーテルを巡る戦いが描かれています。

世界の境目に落ち、エーテルに接触してしまったジェーン(ナタリー・ポートマン)を救うべく、アスガルドに彼女を連れてきたソー(クリス・ヘムズワース)。
しかしエーテルを狙うダークエルフの襲撃を受けます。
ジェーンを救い、ダークエルフから宇宙を守る為にソーが選択したのは、ロキ(トム・ヒドルストン)と手を組むことでした。

お互いに複雑な感情を抱くソーとロキの関係がしっかりと描かれている今作。
『マイティ・ソー』、『アベンジャーズ』で敵としてソーに立ちはだかったロキでしたが、今回は本当にソーの味方なのか…ロキの動きからも目が離せません。

作品情報
監督:アラン・テイラー
脚本:クリストファー・ヨスト、クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
主な出演者:クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、トム・ヒドルストン、アンソニー・ホプキンス、イドリス・エルバ、レネ・ルッソ
音楽:ブライアン・タイラー
上映時間:112分

誰は敵か。70年の眠りから目覚めたヒーローが陰謀を暴く『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』

70年の眠りから目覚めたヒーロー、キャプテン・アメリカの第2章。
前作で世界征服を目論んでいた秘密結社ヒドラが、再び牙をむきます。

苦労しながらも現代社会に適合しようとしていたスティーブ(クリス・エヴァンス)は、突然シールドや謎の敵から命を狙われます。
誰が敵で誰が味方なのか…スティーブは信頼できる仲間たちと陰謀を暴こうと奮闘します。

謎の暗殺者ウィンター・ソルジャーの正体や、正義の裏に隠された恐ろしい計画が見どころとなっている今作。
『キャプテン・アメリカ』シリーズ独特の物悲しいストーリーや、ブラック・ウィドウやファルコンとのチームワークにも注目です。

作品情報
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
脚本:クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
主な出演者:クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン、セバスチャン・スタン、アンソニー・マッキー、エミリー・ヴァンキャンプ、ロバート・レッドフォード、ヘイリー・アトウェル、サミュエル・L・ジャクソン
音楽:ヘンリー・ジャックマン
上映時間:136分

笑いあり、涙あり、音楽あり!ならず者集団が銀河を救う!『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』

銀河の犯罪者で結成されたヒーロー集団、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。
インフィニティ・ストーンを守る為、宇宙で大暴れします。

地球人と宇宙人のハーフ、ピーター(クリス・プラット)はオーブと呼ばれる球体を盗み出し、賞金首になります。
オーブの中に保管されているパワー・ストーンに強大な力がある事を知り、お尋ね者たちとチームを組み、オーブを狙うロナンに立ち向かいます。

壮大なスケールで描かれる戦闘シーン、映画を盛り上げる70年代の音楽、ユーモアたっぷりのキャラクターがクセになる今作。
他のMCU作品では見られない軽快なノリで描かれ、笑いあり、感動ありのヒーロー映画になっています。

作品情報
監督:ジェームズ・ガン
脚本:ジェームズ・ガン、ニコール・パールマン
主な出演者:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、ブラッドリー・クーパー、デイヴ・バウティスタ、ヴィン・ディーゼル、ジョン・C・ライリー、ベニチオ・デル・トロ、グレン・クローズ
音楽:タイラー・ベイツ
上映時間:122分

人類を滅ぼすのは、正義⁈『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』

新たな段階へと進むヒーローたちが描かれている『アベンジャーズ』第二弾。
トニーの考える正義が暴走し、人類の脅威を生み出してしまいます。

ヒドラの残党を捕らえ、マインド・ストーンが埋められた杖を回収したアベンジャーズ。
トニー(ロバート・ダウニー・Jr)は、人工知能による完璧な平和維持システムを開発するべくウルトロン計画に着手します。
しかし完成したウルトロンは地球を救う為、人類を滅ぼすという発想に辿り着くのでした。

マインド・ストーンの力で誕生したキャラクターや、ソコヴィアでの大迫力の戦闘シーンなど、スケールを増していくアベンジャーズの物語。
正義とは一体何かと考えさせられる内容になっています。

作品情報
監督:ジョス・ウェドン
脚本:ジョス・ウェドン
主な出演者:ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、ドン・チードル、アーロン・テイラー=ジョンソン、エリザベス・オルセン、ポール・ベタニー、アンソニー・マッキー、サミュエル・L・ジャクソン
音楽:ダニー・エルフマン、ブライアン・タイラー
上映時間:141分

泥棒から1.5㎝の最小のヒーローへ!?『アントマン』

MCUフェーズ2の締めくくりとなるのは、特殊なスーツで小さくなってアリと共に活躍するヒーロー、アントマンの物語。

ある屋敷から奇妙なスーツを盗み出したことで、屋敷の主ピム博士(マイケル・ダグラス)からアントマンになるよう依頼されたスコット(ポール・ラッド)。
博士が作り出した物体縮小の技術がヒドラに渡るのを阻止するべく、スコットのミッションが開始します。

量子世界など難しいワードも登場しますが、サイズを自在に変化させる戦い方が楽しい今作。
ダメ男スコットが娘の為にヒーローへと変化していく様子は見逃せません。

作品情報
監督:ペイトン・リード
脚本:エドガー・ライト、ジョー・コーニッシュ、アダム・マッケイ、ポール・ラッド
主な出演者:ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、マイケル・ペーニャ、マイケル・ダグラス
音楽:クリストフ・ベック
上映時間:117分

最強のヒーロー集団、分裂『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』

ヒーローたちの分裂という衝撃の内容で幕を開けるMCUフェーズ3。
スティーブとバッキーの絆の深さが感じられる作品になっています。

アベンジャーズを国際連合の管理下に置く「ソコヴィア協定」を巡り、対立するヒーローたち。
協定署名式の日に爆破テロが起き、バッキー(セバスチャン・スタン)が指名手配されます。
彼と接触したスティーブ(クリス・エヴァンス)は、真犯人の野望を阻止する為にシベリア行きを目指しますが、トニー(ロバート・ダウニー・Jr)たちアベンジャーズが立ちはだかります。

スティーブとトニーの正義がすれ違い、ついに分裂をしてしまったアベンジャーズがどんな結末を迎えるのかに注目です。

作品情報
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
脚本:クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
主な出演者:クリス・エヴァンス、ロバート・ダウニー・Jr、スカーレット・ヨハンソン、セバスチャン・スタン、アンソニー・マッキー、ドン・チードル、ジェレミー・レナー、チャドウィック・ボーズマン、ポール・ベタニー、エリザベス・オルセン、ポール・ラッド、エミリー・ヴァンキャンプ、トム・ホランド、マーティン・フリーマン、ダニエル・ブリュール
音楽:ヘンリー・ジャックマン
上映時間:148分

天才魔術師、現る『ドクター・ストレンジ』

人気俳優ベネディクト・カンバーバッチを主人公に迎えた『ドクター・ストレンジ』。
インフィニティ・ストーンの一つ、タイム・ストーンを巡り、闇の魔術との戦いが描かれています。

事故によりキャリアを失った天才外科医ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)。
両手を元通りにする為向かったネパールの修行場で、魔術を操るエンシェント・ワン(ティルダ・スウィントン)の弟子になります。
過酷な修行を経て魔術師になったストレンジは、人類滅亡を企むカエシリウス(マッツ・ミケルセン)との戦いに巻き込まれていきます。

ストレンジの非凡さや、魔術師同士の幻想的な戦いに目を奪われる今作。
他のMCU作品とはひと味違ったヒーローを堪能できます。

作品情報
監督:スコット・デリクソン
脚本:スコット・デリクソン、ジョン・スペイツ、C・ロバート・カージル
主な出演者:ベネディクト・カンバーバッチ、キウェテル・イジョフォー、レイチェル・マクアダムス、マッツ、ミケルセン、ティルダ・スウィントン
音楽:マイケル・ジアッチーノ
上映時間:115分

ついに明かされる、ピーター・クイル出生の秘密『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』

銀河のならず者集団の活躍と70年代の音楽が楽しい、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー第二弾。
地球人と宇宙人のハーフ、ピーター出生の秘密が明らかになります。

ソヴリン人の襲撃を受けるガーディアンズは、ピーター(クリス・プラット)の父と名乗る天界人エゴ(カート・ラッセル)に救われます。
感動の対面も束の間、ガーディアンズはエゴの恐ろしい秘密に気付いてしまいます。

相変わらず遊び心満載の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ。
家族がテーマとなっている今作では、様々な形の家族が登場し、胸の熱くなるストーリーを展開していきます。
愛らしいベビー・グルートと父親のようなロケットのやり取りにも注目です。

作品情報
監督:ジェームズ・ガン
脚本:ジェームズ・ガン
主な出演者:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、ヴィン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパー、マイケル・ルーカー、カレン・ギラン、シルヴェスタ・スタローン、カート・ラッセル
音楽:タイラー・ベイツ
上映時間:136分

ヒーローに憧れる「親愛なる隣人」スパイダーマン『スパイダーマン:ホームカミング』

MCUの仲間となったスパイダーマンが活躍する今作。
サム・ライミ監督の三部作やマーク・ウェブ監督のリブート版とは異なるスパイダーマンが描かれています。

アベンジャーズのような活躍をしたいと願いながら、地道にスパイダーマンとして活動するピーター(トム・ホランド)。
功績を挙げようと無理をした結果、人々の命を危険に晒し、トニー(ロバート・ダウニー・Jr)にスパイダースーツを没収されます。
学業に専念しようとしたピーターでしたが、偶然にも敵の正体に気づきます。

トム・ホランドのフレッシュさが新生スパイダーマンにぴったり。
自分勝手だったトニーが、我が子のようにピーターを気にかける描写も新鮮です。

作品情報
監督:ジョン・ワッツ
脚本:ジョナサン・ゴールドスタイン、ジョン・フランシス・デイリー、ジョン・ワッツ、クリストファー・フォード、クリス・マッケナ、エリック・ソマーズ
主な出演者:トム・ホランド、マイケル・キートン、ゼンデイア、マリサ・トメイ、ロバート・ダウニー・Jr
主題歌:Blitzkrieg Bop/ラモーンズ
上映時間:133分

Disney+ (ディズニープラス)

雷神vs死の女神!アスガルドの崩壊「ラグナロク」は阻止できるのか?『マイティー・ソー/バトルロイヤル』

死の女神ヘラとの死闘が描かれたシリーズ第三弾。
アスガルド滅亡の危機に、ソーが雷神の力を目覚めさせます。

オーディンが最期を迎え、封印されていたヘラ(ケイト・ブランシェット)が復活。
ソー(クリス・ヘムズワース)とロキ(トム・ヒドルストン)を他の惑星へ弾き飛ばし、アスガルドへ辿り着いたヘラは9つの世界を征服する為、死者を蘇らせます。
一方、惑星サカールでグラディエーターにさせられたソーは、勝者の特権を手にする為に無敗のチャンピオンに挑みます。

ヘラや覚醒したソーの強さだけでなく、今までの作品とは違うテイストが楽しい今作。
ソーはアスガルドを守る為、ヘラを倒す事が出来るのか。
敗者たちのリベンジが幕を開けます。

作品情報
監督:タイカ・ワイティティ
脚本:エリック・ピアソン
主な出演者:クリス・ヘムズワース、トム・ヒドルストン、ケイト・ブランシェット、イドリス・エルバ、ジェフ・ゴールドブラム、テッサ・トンプソン、カール・アーバン、マーク・ラファロ、アンソニー・ホプキンス
主題歌:移民の歌/レッド・ツェッペリン
上映時間:130分

二つの顔を持つ、崇高なスーパーヒーロー『ブラックパンサー』

黒人キャストやクルーを中心に制作し、北米での史上最高の興行成績が話題となった『ブラックパンサー』。

超文明国ワカンダの王位とブラックパンサー、二つの大役を努めるティ・チャラ(チャドウィッグ・ボーズマン)は強敵キルモンガー(マイケル・B・ジョーダン)に、王位とブラックパンサーの資格を奪われます。
窮地に立たされた彼でしたが、信頼できる仲間に支えられ、国を守る為キルモンガーに挑みます。

二つの顔を持つ主人公はもちろん、強く賢い女性の活躍も多く描かれている今作。
見方を変えれば正義にも見えるキルモンガーの信念や、相反するものが高度に融合されている世界観など、大ヒットにも納得の見応えのある作品になっています。

作品情報
監督:ライアン・クーグラー
脚本:ライアン・クーグラー、ジョー・ロバート・コール
主な出演者:チャドウィック・ボーズマン、マイケル・B・ジョーダン、ルピタ・ニョンゴ、ダナイ・グリラ、マーティン・フリーマン、アンジェラ・バセット、アンディ・サーキス、フォレスト・ウィテカー
音楽:ルドウィグ・ゴランソン
上映時間:134分

ついに現れた最強の敵、そして迎える衝撃の結末『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』

驚異的な力を秘めるインフィニティ・ストーンを巡り、最強の敵サノスがついに動き出す今作。
全宇宙を守るべく、集結したヒーローたちが、最強の敵へと戦いを挑みます。

乱れたバランスを正す為、宇宙で侵略と虐殺を繰り返してきたサノス(ジョシュ・ブローリン)。
己の野望を果たす為、犠牲を払いながら6つのインフィニティ・ストーンを次々と手に入れます。
サノスの狙いを知ったアベンジャーズは勢力を集結させ、ワカンダ王国と惑星タイタンで全宇宙の存亡をかけ、決戦に挑みます。

衝撃の展開が続くストーリーに、深い絶望を感じさせられる今作。
アベンジャーズ最終章へ向け、緊張が高まるストーリーから目が離せません。

作品情報
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
脚本:クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
主な出演者:ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン、ドン・チードル、ベネディクト・カンバーバッチ、トム・ホランド、チャドウィッグ・ボーズマン、ゾーイ・サルダナ、カレン・ギラン、トム・ヒドルストン、ポール・ベタニー、エリザベス・オルセン、アンソニー・マッキー、セバスチャン・スタン、ダナイ・グリラ、ブラッドリー・クーパー、グウィネス・パルトロー、ベニチオ・デル・トロ、クリス・プラット、サミュエル・L・ジャクソン
音楽:アラン・シルヴェストリ
上映時間:149分

頼もしいバディ、ワスプ登場!最小のヒーローが家族の為に立ち上がる!『アントマン&ワスプ』

量子世界に囚われた先代ワスプを救いたい。
ピム博士(マイケル・ダグラス)から依頼を受けたスコット(ポール・ラッド)は、再びスーツに身を包みます。
しかし博士の研究で金もうけを企むバーチや、ゴーストと呼ばれる謎の敵がモバイル研究所を狙い、スコットたちを襲います。

全人類の為に強敵と戦うなど、壮大なストーリー続きだったMCU作品ですが、今作で描かれているのは家族の為に戦うヒーローの姿。
量子世界など難解なワードが登場しますが、家族の為に戦うというテーマは感情移入しやすいのではないでしょうか。
二代目ワスプの格好良さ、ルイスのユーモアも見逃せない、気楽に楽しむことができる作品になっています。

作品情報
監督:ペイトン・リード
脚本:クリス・マッケナ、エリック・ソマーズ、ポール・ラッド、アンドリュー・バレル、ガブリエル・フェラーリ
主な出演者:ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、ミシェル・ファイファー、ローレンス・フィッシュバーン、マイケル・ダグラス
音楽:クリストフ・ベック
上映時間:118分

決して諦めない。真実を知り、本当の力を手に入れた最強のヒーロー『キャプテン・マーベル』

MCU初の女性ヒーロー『キャプテン・マーベル』。
今作ではキャプテン・マーベルの強さだけでなく、おなじみのキャラクターと共にアベンジャーズ誕生のきっかけが描かれています。

過去の記憶が無い女戦士、ヴァース(ブリー・ラーソン)。
敵地から脱出した彼女は、ニック(サミュエル・L・ジャクソン)の協力を得て、断片的な記憶を頼りに調査を進めます。
自分は一体何者なのか。
記憶を取り戻した彼女は、衝撃の事実を知る事になります。

強さと優しさを持ち合わせた女性キャラが多く登場する今作。
逆境の中でも決して諦めない彼女たちの姿には胸が熱くなります。

作品情報
監督:アンナ・ボーデン、ライアン・フレック
脚本:メグ・レフォーヴ、ニコール・パールマン、ジェネヴァ・ロバートソン=ドゥウォレット、リズ・フラハイヴ、カーリー・メンチ、アンナ・ボーデン、ライアン・フレック
主な出演者:ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ラシャーナ・リンチ、アネット・ベニング、クラーク・グレッグ、ジュード・ロウ
音楽:パイナー・トプラク
上映時間:124分

絶望から立ち上がる、ヒーローたちの最後のリベンジ『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』

衝撃のラストを迎えた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』から5年。
サノス(ジョシュ・ブローリン)の手により、半分に消し去られた全宇宙の生命。
残された者たちは深い絶望の中、何とか前を向いていこうとしていました。
そんな中、事態打破のカギを握るスコット(ポール・ラッド)がアベンジャーズの元を訪れます。
35億人の未来を取り戻す為、再び立ち上がるアベンジャーズは、最後の戦いに挑みます。

ブラック・ウィドウの決意、スティーブの強さ、アイアンマンの存在感。
ついにシリーズの終わりを迎える今作は、MCU作品の壮大さに驚かずにはいられない内容になっています。

作品情報
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
脚本:クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
主な出演者:ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、ドン・チードル、ポール・ラッド、カレン・ギラン、ブラッドリー・クーパー、ブリー・ラーソン、ダナイ・グリラ、ベネディクト・カンバーバッチ、チャドウィッグ・ボーズマン、トム・ホランド、ゾーイ・サルダナ、テッサ・トンプソン、レネ・ルッソ、エリザベス・オルセン、アンソニー・マッキー、セバスチャン・スタン、トム・ヒドルストン、ティルダ・スウィントン、マイケル・ダグラス、ミシェル・ファイファー、グウィネス・パルトロー、ロバート・レッドフォード、クリス・プラット、サミュエル・L・ジャクソン、ジョシュ・ブローリン
音楽:アラン・シルヴェストリ
上映時間:181分

鉄の意志を継ぎ、少年は真のヒーローになる『スパイダーマン:ファーフロム・ホーム』

ヒーローとして成長の時期を迎えたスパイダーマンが描かれている今作。
アイアンマンとの絆を感じさせられる内容にもなっています。

ヨーロッパ研修旅行に参加したピーター(トム・ホランド)は、ヴェネチアで水でできた怪物に襲われ、ミステリオ(ジェイク・ギレンホール)に窮地を救われます。
エレメンタルズという敵に故郷を滅ばされた彼は、次の標的が地球であることを告げにきたのです。
ミステリオと共闘することになったピーターは自分の力不足を痛感、トニーの遺品を彼に渡してしまいます。

アイアンマンのようなスーパーヒーローとは少し違う存在だったスパイダーマン。
その彼がアイアンマンの意思を引き継ぎ、真のヒーローになれるのかに注目です。

作品情報
監督:ジョン・ワッツ
脚本:クリス・マッケナ、エリック・ソマーズ
主な出演者:トム・ホランド、サミュエル・L・ジャクソン、ゼンデイヤ、ジェイク・ギレンホール、J・K・シモンズ
音楽:マイケル・ジアッチーノ
上映時間:129分

Disney+ (ディズニープラス)

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