劇場公開中の作品

今回スポットを当てる映画は「ブラックパンサー

2018年3月1日に公開された映画。

アベンジャーズの登場キャラクターである「ブラックパンサー」を主人公にし、全米歴代3位。

世界歴代9位の興行収入という大ヒット映画です。

映画「ブラックパンサー」あらすじ

『ブラックパンサー』の舞台はワカンダ王国。

ヴィヴラニウムと呼ばれる隕石のパワーを元に、高度な技術を持つ国ですが、その力を守る為に外国との接触を断っています。

ある日アメリカに潜入していたウンショブという人物の元へブラックパンサーが現れます。

ブラックパンサーの正体は当時の国王であり、ウンジョブの兄であるティ・チャカでした。

彼は密偵を通じて、弟がワカンダの武器を武器商人クロウに渡していたことを問い詰めに来たのですが、弟と道を交わることができないことを悟ったティ・チャカは弟の命を奪います。

そして時は流れ、ソコヴィア協定式の爆破により、国王は命を落とします。

ワカンダ王国は亡き国王の息子、ティ・チャラが新国王とブラックパンサーになります。

新国王の元へ、クロウと元アメリカ兵キルモンガーがヴィヴラニウムを巡り不審な動きを見せているという情報が入ります。

側近のオコエとスパイのナキアを連れ、香港へ向かうティ・チャラ。

あと一息でクロウに接触というところで正体がバレてしまいますが、カーチェイスを繰り広げながら何とかクロウを捕まえます。

しかしキルモンガーがクロウを奪還、そして殺害し、ワカンダ王国のボーダー族の前に現れます。

自分は前国王に殺されたウンジョブの息子であり、王位継承権がある!」と言い、クロウの死体を族長に見せ、彼の信頼を得るのです。

そして王位を巡りティ・チャラとキルモンガーの儀式が行われることになり、そこでティ・チャラは敗れてしまいます。

新たな王が誕生しますが、キルモンガーは世界にウガンダの力を見せつけようと世界中のレジスタンスへヴィヴラニウムを送り届けようとします。

世界が大混乱に陥る前にキルモンガーを阻止しなければ、と他部族と交わることを拒んでいたジャバリ族に助けを仰ぎます。

瀕死の状態から回復したティ・チャラとキルモンガーとの激しい戦いが幕を開けます。

怒涛の戦闘シーン、そして何が正義なのか、キルモンガーの想いを受け継いだティ・チャラが国際社会に示したものは何なのか?

ラストまで目が離せない展開が続きます。

「ブラックパンサー」の見どころ

今までのステレオタイプのものとは違った切り口で、新たなヒーロームービーとして多くの観客を魅了した『ブラックパンサー』。

この映画の見どころは劇中に登場する様々な女性キャラクターの描かれ方ではないでしょうか。

心優しい国王であり、スーパーヒーローブラックパンサーでもある主人公のティ・チャラはもちろん魅力的なキャラクター。

ですが、本作では彼を支える女性キャラクターたちも、ティ・チャラに負けず劣らず素晴らしい活躍をします。

今までの映画では男性が演じることが当たり前であったポジションが、この映画では女性キャラクターが演じています。

例えば天才科学者としてブラックパンサーを支えるのは、ティ・チャラの妹であるシュリです。

ヴィヴラニウムを研究し、ブラックパンサーのスーツや様々な武器を開発する天才でありながら、兄をからかうお茶目な妹の部分が描かれているシーンでは思わずクスッとさせられます。

国王の親衛隊ドーラ・ミラージュの隊長を務めるのはオコエという女戦士。

王に忠誠を誓い、国を守る為に戦う最強の戦士です。

海外ドラマ『ウォーキング・デッド』ファンとしては、オコエが出てくるたびに「ミショーン!!と嬉しくてテンションが上がってしまいました。

オコエのアクションシーンは見応えがあります。

王を信頼・尊敬し、素晴らしいアクションを見せる一方で、モードな黒いドレスを着こなす一面を見せるなど、多彩な魅力を持ち合わせています。

そしてティ・チャラの幼馴染で元恋人の女スパイ、ナキア。

彼女はヒーローの助けを待つだけのヒロインではありません。

聡明で行動力があり、戦闘能力も持ち合わせたヒロインなのです。

ティ・チャラの元恋人とされていますが、今でも彼のことを大切に想い、彼を助ける為には危険も顧みず行動を起こすシーンもたくさん描かれています。

そして、ティ・チャラの良き理解者、賢くたくましいパートナーとして表されているところもキャラクターの魅力を深めています。

こうした女性キャラクターたちが、ブラックパンサーの映画をさらに魅力的なものにしているのではないでしょうか。

「ブラックパンサー」感想

公開されると、「新たなヒーロームービーだ!」と絶賛された今作。

実際に映画を見るまでは「アベンジャーの映画に出てきてた王様のスピンオフ。」

ぐらいにしか考えていませんでしたが、映画を見るとその独特な魅力にすっかりはまり込んでしまいました。

シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』の終盤シーンで、キャプテンアメリカが近未来都市と大自然が融合したような不思議な場所にいる場面が映し出されます。

相反するものが一つのものとして映し出されていたそのシーン、『シビル・ウォー』を見たときは不思議な場所だなという感想でした。

が、『ブラックパンサー』を見終わった後で考えると、あの不思議な場はワカンダ王国だったのかという驚きと、他のマーベル作品へとの関連性を見つけられたちょっとした喜びを感じました。

世界からは貧しい国として見られているワカンダ王国であり、実はどんな先進国よりも優れたハイテク国家であること。

ハイテク技術と部族の衣装や武器とを上手く融合し、今までのヒーロームービーとは一味違う戦闘シーンを見せてくれること。

悪役が見方を変えると悪役ではないこと。

そして主人公ティ・チャラが強さと優しさを兼ね揃えた素晴らしいキャラクターであること。

『ブラックパンサー』は期待以上に素晴らしい作品であり、観点を変えると物事が違って見えるということに気付かされた映画でした。

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