今回スポットライトを当てる映画は、5月31日に公開スタートした『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』。
日本が世界に誇る怪獣王・ゴジラをハリウッドが本気で作った映画です。
その結末をネタバレ解説します。
注目どんな結末だったのか気になる
…と考えている方の参考になれば幸いです。とりあえず結末は意味深でしたね。
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『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のネタバレ
※以降は『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のネタバレ情報が含まれているため、閲覧にはご注意ください。
テロリストが怪獣を操れる装置をモナークから奪う
物語は、中国にあるモナークの怪獣監視施設から始まります。
この施設で監視していたモスラの卵が孵化するのですが、そこに環境テロリストが急襲。
本作の主人公でモナークの研究者である元妻と娘、そして怪獣とコミュニケーションが取れるオルカと呼ばれる装置が奪われてしまいます。
家族とオルカを取り戻すため、主人公はモナークと一緒に行動することに。
その頃、テロリストは南極で眠るキングギドラを覚醒させようとしていました。
テロリストは地球汚染を止めるため、怪獣を使い汚染の元凶である人類を粛清しようとしていたのです。
主人公たちの活躍も叶わず、ギドラは覚醒。
そこにゴジラが現れ南極でバトルを始まりますが、勝負はつかず2体の怪獣は行方をくらませてしまいます。
キングギドラが世界中の怪獣を覚醒させ大混乱を引き起こす
覚醒したキングギドラは世界中に眠る怪獣を呼び覚まし世界各地は大混乱に陥ります(環境テロリストもギドラのこの行動は予想していなかった)。
そんな中、ラドンが目覚めたメキシコに、ゴジラやキングギドラらが出現。再び怪獣たちのバトルが始まります。
人類も怪獣たちの戦いに参戦。対怪獣用に開発された特殊ミサイルを使用。ゴジラに致命傷を負わすことに成功しますが、ギドラは仕留められませんでした。
モナークの芹沢博士らは、ギドラを倒せば世界中の混乱は収まると提言。軍とモナークは、ギドラに唯一対抗できるゴジラを復活させることを決めます。
潜水艦で海底に眠るゴジラのもとに向かい、芹沢博士は自らの命を犠牲にして核兵器を使ってゴジラを復活させます。
ゴジラ・ギドラ・モスラ・ラドンがボストンで最終決戦を始める
一方、テロリストに拉致されていた主人公の娘は、怪獣たちを鎮めさせるためオルカを持ってボストンの野球場に逃亡。
球場のスピーカーを使って怪獣たちを鎮めさせようとしますが、それを良く思わないギドラがボストンに向かいます。
加えて、復活したゴジラやメキシコで行方をくらませていたラドン、中国の奥地で成虫となったモスラもボストンに出現。
ゴジラ・モスラvsキングギドラ・ラドンの図式で決戦を始めます。人類側はゴジラたちに加勢しますが、ゴジラたちは劣勢を強いられてしまいます。
しかし、モスラは自身の命を引き換えに、力尽きたゴジラにパワーを与えたことでゴジラはパワーアップして復活。
灼熱のパワーを持ったゴジラは、ギドラを倒すことに成功します。そして、ギドラを倒したゴジラは海に戻り、世界の混乱は収束しました。
『ゴジラ キングオブモンスターズ』はエンドロール後にアヤシイ展開を見せて終わる!
映画館で映画を観る人の中にはエンドロールが流れたらサッと退席する人。
映画の余韻を楽しむ、制作者への感謝の気持ちを表す意味でも最後までクレジットを観る人。様々だと思います。
キングオブモンスターズに関してはエンドロールが始まっても席を立たないようにしてくださいね。
エンドロールでは、新聞の見出しやモナークの報告書などが次々に紹介される映像となり、ボストンでの決戦後の怪獣たちの動向を伝える展開に。
世界中を混乱に陥れた怪獣ですが「怪獣の通った後は自然が復活した」といった情報もあり、皮肉なことですが、ある種テロリストの願いが叶っていました。
エンドロールが終わると、マーベル映画のようにおまけ映像がスタート。
ギドラを目覚めさせた環境テロリストが登場。
メキシコでの戦いでゴジラに噛み切られたギドラの生首を眺め、ほくそ笑む意味深なシーンで終わりました。
以上が『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のネタバレとなります。
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の感想
ゴジラファンの私としては、物語の最初から結末で驚きの連続で、2時間12分の上映時間はあっという間に過ぎてしまいました。
ハリウッド映画ということもあり、怪獣同士のバトルは迫力満点。これぞ怪獣映画という感じで非常に良かったです。
日本の特撮映画はなんだか安心して観られるのですが、こちらはハラハラドキドキしながら観てしまいました。(やはりCGのほうが迫力が出て良いですね)
本作では、ゴジラファンならテンションが上がってしまうオマージュもたくさん散りばめられており、楽しむことができました。
日本発のコンテンツがいい感じにハリウッド化された良作だと思います。まだ観ていない方は劇場で観ることを強くオススメします。
以上、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のネタバレ特集でした。