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演じるだけじゃない!笑いと感動を届ける英米の天才、サイモン・ペグとベン・スティラー本人と出演作品の魅力を紹介。

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サイモン・ペグ プロフィール

本名 Simon Pegg
読み方 サイモン・ペグ
生年月日 1970年2月14日
出身地 イギリス グロスターシャー州 ブロックワース
身長 178cm
目の色 右が茶色、左がブルーグレー

経歴

セールスマンの父と公務員の母の間に生まれたサイモン・ペグ。
ストラトフォード・アポン・エイヴォン大学、ブリストル大学でイギリス文学や演劇を学ぶと、1990年代前半にロンドンへ移り、スタンダップコメディでキャリアをスタートさせます。
この頃、ニック・フロストと運命の出会いを果たします。

99年にサイモン・ペグが共同脚本を書き、ニック・フロストと共演したエドガー・ライト監督作のテレビドラマ『スペースド』がイギリスで大ヒット。
この後、『ショーン・オブ・ザ・デッド』,『ホット・ファズ』が続いてヒットし、サイモン・ペグはニック・フロストと共に人気俳優になります。
どちらもサイモン・ペグが脚本を担当していますが、『ショーン・オブ・ザ・デッド』はイブニングスタンダード賞を始め、様々な賞で脚本賞を受賞し、高い評価を得ました。
この作品はアメリカでもヒットし、サイモン・ペグは『ミッション:インポッシブル』シリーズや、『スター・トレック』シリーズなどのハリウッド大作にも出演(『スター・トレック BEYOND』では脚本も担当)するようになります

大ファンである『スター・ウォーズ』にも出演しています。
2013年には『ショーン・オブ・ザ・デッド』のメンバーが再結成し、『ワールズエンド』が製作されます。
作中に登場するアイスの名前にちなんで、彼らが作り上げた3作品は”スリー・フレーバー・コルネット3部作“と呼ばれています。

プライベートと交友関係

05年にモーリーン・マッキャンと結婚。
09年には長女マチルダが誕生します。

サイモン・ペグの交友関係ですが、イギリスのバンドCOLD PLAYのヴォーカル、クリスと親交があり、彼の娘アップル・マーティンの名付け親でもあります。
ちなみにクリスは『ショーン・オブ・ザ・デッド』にもカメオ出演しています。

サイモン・ペグとニック・フロスト

サイモン・ペグとニック・フロスト
Simon Pegg and Nick Frost: 'All the films have been about conformity.' Photograph: Richard Saker for the Observer

ニック・フロストとは長年にわたり、公私ともに仲良し。
サイモン・ペグはとにかくニック・フロストが大好き!
そんな二人が出会ったきっかけが、当時のサイモン・ペグの彼女がニック・フロストと同じレストランで働いていて、職場仲間との食事にサイモン・ペグも招いたのが二人の出会いだったそう。
こっそりとスター・ウォーズのチューバッカのマネをしていたサイモン・ペグを見て、ニヤリと笑ったニック・フロスト。
それに気がついたサイモン・ペグは、彼を”仲間”と確信し、意気投合。
一時はルームシェアもしていたそうです。

ニック・フロストこそが今まであった人の中で一番面白いと思ったサイモン・ペグは、彼をコメディアンの道へと誘います。
そして『スペースド』で共演を果たすと、その後は映画でも抜群のコンビネーションで、様々な名コンビを生み出していきます。

鬱病とアルコール依存を克服

しかし順調なキャリアの裏で、サイモン・ペグ18歳の頃から患っていた鬱病とアルコール依存症に苦しんでいたのです。
自身の抱えている問題は、親友のニック・フロストにも告げることができなかったそう。
奥さんの支えもあり、リハビリ治療を受けてどん底の時期を抜けたサイモン・ペグ。
現在では鬱の状態も落ち着き、アルコール依存を克服しているようです。

スリー・フレーバー・コルネット三部作

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A trio of fine British Helms... Some confusion... the Hashtag should’ve read... #hotfuzztwonotgreenlitwerejusthavinglunchtogether

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“スリー・フレーバー・コルネット3部作”とは、エドガー・ライト監督、ナイラ・パーク製作、サイモン・ペグ脚本、そしてサイモン・ペグとニック・フロストが出演している

  • 『ショーン・オブ・ザ・デッド』
  • 『ホット・ファズ』
  • 『ワールズ・エンド』

コメディ映画3作品のことを指しています。

監督のジョークから命名された”スリー・フレーバー・コルネット3部作”。
作品同士でストーリーやキャラクターがリンクしている訳ではありません。

『ワールズ・エンド』はアイスの包装紙のみの登場ですが、作品のどこにコルネットアイスが出てくるのか探すのも、この3部作の楽しみ方。
また3作品とも“柵越え”が登場しますが、サイモン・ペグが演じるキャラクターの特徴を見比べられるこのシーンは、見逃せないシーンになっています。
ビル・ナイやマーティン・フリーマンなど、同じ顔ぶれの俳優が出演していることも3部作の注目ポイントです。

ブリティッシュジョークを楽しむサイモン・ペグ出演おすすめ映画5選

愛嬌たっぷりの演技で人々を惹きつけるサイモン・ペグですが、脚本を書く才能もあるのです!
彼の脚本作品はダメ男が持てる力を全て出し、困難に立ち向かう姿がユーモアたっぷりに描かれています。
また、イギリス人らしく、ブリティッシュジョーク溢れた内容になっています。
※ブリティッシュジョークとは、社会風刺や文化を皮肉ったもの、言葉遊びなどのジョークのこと。
目で見て分かるドタバタジョークとは違い、ニヤリとさせられる面白さがあります。

彼の魅力をたっぷり感じられる脚本・出演作品5作品を紹介します。

ゾンビコメディ映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004年)

ショーン・オブ・ザ・デッド
サイモン・ペグとニック・フロストのコンビを世界に知らしめたゾンビコメディ映画。
ゾンビ映画の大ファンというサイモン・ペグとエドガー・ライト監督のゾンビ映画愛を感じられる作品になっています。

毎日をダラダラと過ごすダメ男の主人公ショーンが、突如ゾンビだらけになった世界で、大切な人を守るべく奮闘する姿が描かれています。
サイモン・ペグとニック・フロストの演じるダメ男コンビがとにかく強烈
ゾンビと勇敢に戦うのですが、詰めが甘くすぐにピンチを迎えるショーンがとにかく面白い作品です。

今作でのブリティッシュジョークは、イギリスの文化をネタにしていることです。
ショーンの武器がクリケットのバットだったり、一息つく時は必ず紅茶を飲んでいたりと、ゾンビパニックの最中でも至るところにイギリスらしさが感じられ、思わずクスリとさせられます。
迫り来るゾンビを前に、誰が銃を撃つか譲り合いをするシーンでは、銃社会ではないイギリスがユーモアたっぷりに表されています。

ダメ男じゃないサイモン・ペグを見れるレア作品「ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-」(2007年)

ホットファズの感想ダメ男じゃないサイモン・ペグを見られる、レアな作品で、ポリス映画へのオマージュもたっぷり登場します。
いつもグダグダなダメ男役を演じる彼が、優秀すぎる警察官ニコラスを演じているというギャップだけで、十分面白い今作。

優秀すぎる主人公が堕ちていく過程や、ニック・フロスト演じる愛嬌たっぷりのダメ警察官ダニーとのデコボココンビっぷり、そしてイギリスらしいミステリーを含んだ展開から目が離せなくなります。
デコボココンビがお互いに感化され、かけがえのないバディになっていくところも見逃せません。

そして今作のブリティッシュジョークと言えば、一番美しい村の称号を手にするべく熱心に活動する住人など、イギリス人の気質をネタにしている点です。
中でも事件が起こり、夜も捜査することになった時の刑事の「ビール飲んでる時間に働いてる自分にびっくりだ!!」と吐き捨てるセリフが強烈。
定時が来たら仕事はお終い、行きつけのパブでビールを楽しむという、イギリス人らしさが詰め込まれたパワフルなジョークになっています。

自分と向き合う「ラン・ファットボーイ・ラン 走れメタボ」(2007年)


サイモン・ペグ演じる、逃げてばかりのダメ男デニスが大切な人の心を取り戻す為、そして自分自身と向き合う姿を描いた今作。
サイモン・ペグらしいダメダメな主人公といい加減な相棒ゴードンとの言葉遊びのようなやり取りと、恋敵である完璧なアメリカ人と張り合う姿に笑いを誘われる作品になっています。
珍しく前髪をおろしているヘアスタイルのサイモン・ペグが見られるのも注目ポイントです。

今作で見られるブリティッシュジョークは、ゴードンとの言葉遊びのようなやり取りです。
劇のチケットいる?と聞いてくるゴードンに、昨日のチケットを誰が買うか!と憤るサイモン。
(このチケットが無かった為、トラブルに巻き込まれたのです。)

そんなの気も知らず、タイムトラベラーとか?とさらりと答えるゴードン。
他にも目覚まし時計のやり取りなど言葉では説明しづらいのですが、ニヤリ、クスリとさせられる二人の言葉のやり取り作中の至るところで楽しむことができます。

SF映画へのオマージュに溢れた「宇宙人ポール」(2011年)

宇宙人ポール
サイモン・ペグとニック・フロストの仲良しっぷりを堪能できる、SF映画へのオマージュに溢れた作品になっています。
念願のコミコン参加、そしてUFO関連場所を巡る旅の為、アメリカへやって来たちょっと気弱な仲良しイギリス人オタクをサイモン・ペグとニック・フロストが演じています。
そんな二人が宇宙人を助けることになり、政府の陰謀に巻き込まれ、ドタバタの逃走劇を繰り広げます。

今作で見られるブリティッシュジョークは、アメリカとイギリスの文化の違いをネタにしているところ。シャイで皮肉っぽいイギリス人と、フランクで自己主張をはっきりするアメリカ人。
同じ英語を母国語としていますが、その国民性はかなり違います。
そんな国民性を感じさせる、イギリス人オタクとアメリカ人気質の宇宙人のやり取りが、独特な面白さを生み出しています。
またキャンピングカーの冷蔵庫にマーマイトというイギリスの調味料が入れてあったり、イギリスの警官が銃を持っていないことを驚くアメリカ人保安官など、あちこちに仕込まれた文化の比較の小ネタも楽しい作品です。

パブ文化をネタにした「ワールズエンド」(2013年)

ワールズエンド酔っぱらいが世界を救う
出典:(C)Focus Features

輝いていたティーン時代からは想像できないほど落ちぶれてしまった主人公ゲイリーをサイモン・ペグが演じ、社会的に成功した友人たちをニック・フロストやマーティン・フリーマンらが演じている今作。

昔達成出来なかったはしご酒をやり遂げるべく、久しぶりに集まり故郷へ向かうゲイリーたち。
信じられないものを目にした彼らはそれでも挑戦を続け、フラフラに酔っ払いトラブルに巻き込まれていきます
今作のブリティッシュジョークはパブ文化。

イギリスでもはしご酒はメジャーなもので、パブクローと呼ばれています。
そんなパブを舞台に物語が展開していくのは、パブ文化が根付いているイギリス人らしい発想です。
作中でも触れられているように、近年チェーン店のパブに買収され、地元にあったパブが姿を消しているイギリス。
実際に起きていることをネタにしているのも、イギリスらしさを感じられる点です。

ベン・スティラー プロフィール

映画LIFE!
(C)2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.
本名 Benjamin Edward Meara Stiller
読み方 ベンジャミン・エドワード・メラ・スティラー
生年月日 1965年11月30日
出身 アメリカ ニューヨーク

経歴

ジェリー・スティラーとアン・メイラというコメディ俳優を両親に持つベン・スティラー。
映画の世界が身近であった彼は、10歳ごろから映画を撮り始めます。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校退学後、トニー賞受賞作家のジョン・グェアの『青葉屋』に出演。
トム・クルーズの『ハスラー2』のパロディで注目を集めた彼は、92年にMTVで『ザ・ベン・スティラー・ショー』という番組を持つようになります。

94年に初監督、出演した『リアリティ・バイツ』が高評価を得ると、その後コンスタントに映画を作ります。
98年の『メリーに首ったけ』と『ミート・ザ・ペアレンツ』の2作品でベン・スティラーは日本でも人気俳優になります。
その後は『ズーランダー』や『トロピック・サンダー』などのコメディ映画から、『ナイトミュージアム』、『マダガスカル』などのファミリー映画にも出演するなど、幅広いジャンルで活躍します。

プライベート:結婚と離婚

『ドッジボール』や『ズーランダー』で共演した女優のクリスティン・テイラーと2000年に結婚
02年に長女のエラ・オリビア・スティラーが、05年に長男クインリン・デンプシー・スティラーが誕生します。
しかし2017年に二人は17年間の結婚生活に終止符を打ちました。

離婚の原因はベン・スティラーが多忙過ぎた為
離婚という形を選択しましたが、円満離婚であり子供の幸せの為、今後も協力していく姿勢を示しています。

ガンが発覚

また、48歳の時に前立腺ガンと診断されたベン・スティラー。
定期的に受けていたPSA検査で異常値が出たことでガンを発見。
彼の場合は早期発見だったこともあり、現在は完治しています。
その後も半年に一度は検査を受け、再発していないかの確認も行なっているそうです。

面白い作品を作る俳優ベン・スティラー出演おすすめ映画5選

ベン・スティラーの魅力はコメディを演じるだけでなく、製作サイドとして様々なジャンルの映画を作り出せることです。
彼は監督や脚本、製作を務め、そして自身が手がける作品に出演して、笑いを巻き起こしているのです。
そしてどの映画でも見られるのが、ありえないようなドタバタの展開だったり、どこかズレている不思議なキャラクターたちです。

ベン・スティラーというとドタバタコメディのイメージが強いのですが、『LIFE!』のようなドラマチックな映画や、『ケーブルガイ』のようなブラックコメディ満載のスリラー映画も手掛けています。
彼の魅力を楽しめる、5作品を紹介します。

1人2役「ケーブルガイ」(1996年)

ベン・スティラーの監督2作目であり、一人二役で出演もしています。
主人公の親友になりたいケーブルガイが、あの手この手を使い、主人公を追い詰めていくスリラー映画の今作。
ケーブルガイの不気味さと、その役を演じたジム・キャリーのクレイジーさに度肝を抜かれる作品になっています。
今作ではオーウェン・ウィルソンやジャック・ブラックも登場し、ふざけることなく真面目に演技しています。

今作のベン・スティラーの役は、弟を射殺してしまった、かつての人気双子子役のスウィート兄弟。
彼が登場するのは、作中でテレビがついている時だけ。
そんな本編とは関係ないような役ですが、真面目に演技しているベン・スティラーに、自分の魅せ方を分かっていると感じさせられます。

キメ顔が癖になる「ズーランダー」(2001年)

映画ズーランダー
ベン・スティラーが監督、製作、脚本、主演をしたコメディ映画。
モデルやファッション界をネタにしていて、ブルー・スティールやマグナムと呼ばれるキメ顔や、めちゃくちゃなキャラクターたち、豪華なカメオ出演陣に笑わされるカルト的な人気を誇る作品です。
ライバルモデル、ハンセルを演じるオーウェン・ウィルソンとのコンビが最高に面白く、彼らの言動から目が離せなくなります。

今作でのベン・スティラーの役は、頭は空っぽですが、3年連続でベストモデルに輝くスーパーモデル、デレク・ズーランダー。
悪のデザイナー、ムガトゥの陰謀により、マレーシア首相暗殺犯へと洗脳されてしまいます。
ベン・スティラーはデレクの凄まじいおバカっぷり、そして憎めないキャラクターを熱演しています。

映画や俳優のパロディ「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」(2008年)

監督、製作、原案、脚本そして主演を務めたアクションコメディ超大作。
映画業界や俳優をネタにしていて、ジャック・ブラックやロバート・ダウニー・Jrがクセの強すぎるキャラクターを熱演しています。役作りをやり過ぎてしまう演技派すぎる俳優カークを演じたロバート・ダウニー・Jrは今作でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされています。
戦争映画の撮影がテーマなので、ショッキングな描写も出てきますが、あちこちに映画や俳優のパロディが仕込まれていて、元ネタを考えるのも楽しい作品になっています。

今作のベン・スティラーの役は、落ち目のアクション俳優タグです。
何が起きても全て演出だと信じ込み、演技を続けるダグ。
ベン・スティラーらしさ全開のおバカキャラクターが、他者をどんどん巻き込んでトラブルを大きくしてしまうところが、ユーモアたっぷりに描かれています。

自然や音楽に魅了される「LIFE!」(2013年)

映画LIFE!
(C)2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.

監督、製作、主演を務めた心揺さぶられる作品。
ライフ誌のネガフィルム管理者として働く主人公ウォルターが、最終号の表紙の写真を探す為、フォトジャーナリストのショーンの行方を追って外の世界に飛び出します。
平凡な中年男性が自分の世界から飛び出したことで、少しずつ変わっていく様子が丁寧に描かれている今作。
圧倒的な大自然、主人公の空想の世界、物語を盛り上げる音楽に魅了される映画になっています。

今作のベン・スティラーは、空想癖のある主人公ウォルターを演じています
真面目でちょっと気弱な中年男性という役で、いつもとは違う面白さを見ることができます。

空想の世界では、コメディ映画で見るベン・スティラーらしさを存分に楽しむことができます。

まさかの続編「ズーランダー2」(2016年)

映画ズーランダー2
(C)2016 Paramount Pictures.

監督、脚本、製作そして主演を務めた今作は、2001年の『ズーランダー』のまさかの続編
前作のはちゃめちゃっぷり、キャラクターのおバカっぷりはそのままに、更にパワーアップした俳優陣、カメオ出演陣が笑いの嵐を巻き起こします。
前作のネタやキャラクターが引き続き登場しているので、ぜひ前作を見て、ズーランダーワールドに浸ってから見ることをお勧めしたい作品です。

今作のベン・スティラーの役は、前回に引き続き、スーパーモデルのデレク・ズーランダー
何年経ってもおバカさは変わらず、前作からジョークを引っ張ってきては、ハンセルと二人で笑いを生み出していきます。
デレクと息子デレク・ジュニアの絆が戻るのか、父親としてのデレクの姿にも注目です。

サイモン・ペグの今後

どこか憎めないダメ男を演じることが多いサイモン・ペグ。
役柄のユニークさや、インタビューで見せる飾らない姿はもちろん、映画愛に溢れる脚本作品、そしてニック・フロスとの仲良しっぷりにファンになる人も多いのではないでしょうか。
特に共演者と無邪気に絡むサイモン・ペグの姿を見て、彼の可愛らしさに魅了されてしまう人もいるようです。

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My Brother. Picture courtesy of my other Brother. @edgar_wright

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そんな愛される俳優サイモン・ペグの今後の活動ですが、ニック・フロストと主演・脚本・製作務めるAmazonのオリジナルシリーズ、『トゥルー・シーカーズ(原題:TruthSeekers)』の撮影が2019年9月にスタートしたばかり。
ゴーストハンターたちが恐ろしさを増す超常現象に挑んでいく内容になっているそうです。
映画では『アニー・イン・ザ・ターミナル』でも組んだヴォーン・スタイン監督の新作スリラー『インヘリタンス(原題題:Inheritance)』に出演予定。
配役は不明ですが、役作りの為に6ヶ月かけて肉体改造をした姿も話題になりました。

どちらもいつ日本で見られるかはまだ分かりませんが、テレビで、スクリーンでサイモン・ペグの姿を見れるのが待ち遠しいですね。

ベン・スティラーの今後

ベン・スティラーは『ズーランダー2』以降、しばらくの間映画製作や出演の情報がありませんでした。
実は『ズーランダー2』が公開された2016年から現在まで、ベン・スティラーはUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)で難民支援の活動を行なっています。
ドイツやヨルダンなどで難民と交流し、治安悪化により難民が増えているグアテマラで子供たちと面会するなど、UNHCRの活動をサポートしているベン・スティラー。
2018年からは親善大使にも任命されています。

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@unrefugees children need a chance #WithRefugees

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2018年には監督作のテレビドラマ『Escape At Dannemora』がアメリカで放映されています。
ベニチオ・デル・トロやテレビドラマ『ミディアム霊能者アリソン・デュボア』のパトリシア・アークエットをキャストに迎え、実際に起きた脱獄事件をベースにした全7話のミニドラマで、パトリシア・アークエットはゴールデングローブ賞テレビ部門主演女優賞を受賞。
ベン・スティラーもDirectors Guild of Anerica賞でテレビシリーズの監督賞を受賞するなど、高い評価を得た作品を作っていました。

残念ながら現在日本で見ることはできないのですが、アメリカで高い評価を得た話題作なので、是非DVDレンタルや配信される事を期待したいです。

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At one point #EscapeAtDannemora was going to be just #Dannemora... and this was an early one sheet....

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まとめ

コメディを得意とする俳優の顔だけでなく、監督や脚本など、映画製作サイドでも活躍を見せるサイモン・ペグとベン・スティラー。
国の違いや表現の違いを比較してみるのも楽しい二人の作品は、何より映画愛を感じることができるものが多いです。

笑いを巻き起こし、ポジティブなパワーを与えてくれる、映画愛に溢れた彼らの作品を是非見てみて下さい。

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